ゲイの夢がリアルになった「裸のラガーマン・カレンダー2023」制作中

消防士のヌードカレンダーはもはや当たり前という感じだだが、イギリスではラグビー選手のヌードカレンダーも作られている。ラグビー好き、そしてラガーマン好きな全てのゲイにとって夢のようなこのカレンダーは、どんな目的で作っているのか、そしてどんな内容なのかを紹介する。

体型の多様性がラグビーの魅力

ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ
「ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ 2019」の表紙画像

消防士もラグビー選手も日々の鍛錬は欠かさないが、肉体の仕上がり方も大きく違う。ラグビーはポジションによって求められる能力が異なるために、体型の幅が広いのだ。

そんなラグビー選手が裸になるカレンダーがイギリスで作られているというのだから、注目せずにはいられない。

そのカレンダーとは、2017年から毎年作られている「ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ(The Naked Rugby Players)」だ。

ラグビー選手ヌードカレンダーの目的

「ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ」がどんな目的で始まったのか、公式サイトより引用する。

2017年、6つのラグビー・チームが”ポジティブな男らしさ””ボディイメージ”そして”インクルーシブなスポーツを称えるプロジェクト”に参加したのがすべての始まりでした。それ以来、私たちは英国中を旅して、偉大な目的のためにすべてをさらけ出してくれるチームを撮影し続けています。

https://www.thenakedrugbyplayers.com/

さらに「ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ」カレンダーは、「Balls To Cancer」というチャリティー団体と提携し、男性のがんに対する認識を高めるための活動も行っているとのこと。

すでに100人を遥かに超えるラグビー選手が裸になってきたこのカレンダーは、イギリスのみならず世界中のファンが注目する存在となっている。Balls To Cancerのために数千ポンドを集めることにも成功しているそうだ。

メーキング動画をTwitterで公開中

制作中の2023年「ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ」カレンダーにも注目が集まっている。毎年さまざまなチームがこのカレンダーに挑んでいるが、今年はどこのチームが登場するのか、公式には発表されていない。

しかし、「ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ 2018」以来、すべてのカレンダーに登場している、いわば「ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ」の王者ノーサンプトン・アウトローズ(Northampton Outlaws)に期待するようにと公式サイドが発言しているとのこと。

公式Twitterでは2023年「ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ」カレンダーのメイキング動画を配信している。文字通り”ネイキッド(全裸)”の逞しいラガーマンたちの姿を拝める貴重な動画だ。

https://twitter.com/NakedRugby/status/1574109413949988869

ノンケのラガーマンたちは体育会ノリで全裸になることは厭わないのだろうが、そんなむくつけき男たちの艶気を見事に引き出す写真家モンティ・マッキネン(Monty McKinnen)のカメラアイはゲイの願望を満足させてくれる。クラブハウスに充満する汗の匂いすら漂ってきそうな写真は、ラガーマン好きの心をとらえてやまないことだろう。

2023年のカレンダーに興味をもったなら、公式サイトやTwitterをチェックして、販売情報を確認してほしい。

ネイキッド・ラグビー・プレイヤーズ
公式サイト

※参考記事:THE GAY UK

(冨田格)

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