Netflix『エミリー、パリへ行く』のセクシーな男に集まるゲイの熱視線

Netflixでシーズン3の配信が始まっている人気シリーズ『エミリー、パリへ行く』。オープンリー・ゲイのダーレン・スター原案の物語は、ゲイが好む要素も満載だが、それ以上に注目なのはシーズン2から登場したセクシーな男優ルシアン・ラヴィスカウントだ。

『エミリー、パリへ行く』の物語

エミリー、パリへ行く
画像引用元:Instagram

『エミリー、パリへ行く』は、アメリカとフランスの文化のギャップと、男女の複雑な関係が織りなす大人向けのロマコメ・ドラマ。

米国シカゴの広告会社で働くエミリーは、インスタグラムをフル活用するインフルエンサーでもある。勤務する会社がパリのパブリシティ会社を買収したことでエミリーの上司のマデリンが長期のパリ出張をする予定だったが、妊娠してしまう。そこでエミリーが代理でパリ出張することになるのだが。

シカゴとパリでは仕事に対するスタンス、考え方が大きく異なるうえ、誇り高き洗練されたパリの大人たちは、米国流を押し通そうとするエミリーの言動がいちいち癇に障って仕方ない。

しかし、エミリーの発想力と実行力を認めざるを得ず、少しずつ会社のメンバーもエミリーを受け入れ始める。同時に、エミリーの私生活でも米仏のギャップに直面しながら、ロマンスも生まれ始めていく。

エミリーが通うフランス語学校で知り合う、英国から長期出張中のアルフィーを演じるのがルシアン・ラヴィスカウントだ。

モテ要素が揃いすぎた浅黒いハンサム

エミリー、パリへ行く
画像引用元:Instagram

1992年6月生まれのイギリス人俳優ルシアン・ラヴィスカウントは、10歳でモデル・デビュー。

英国でドラマなどに出演した後、ホラーコメディドラマ『スクリーム・クイーンズ』(2015年)、犯罪コメディドラマ『スナッチ』(2017~18年)NY女子のお仕事ドラマ『ケイティ・キーン』(2020年)などに出演。そして2021年、『エミリー、パリへ行く』シーズン2よりレギュラーに加わり、多くの女性とゲイの注目を集めるようになった。

浅黒い肌、引き締まった体型、高すぎない身長、整った顔立ちのハンサムで笑うと途端に人懐っこい雰囲気になるというモテ要素が揃いすぎているラヴィスカウントは、ブレイクすべくしてブレイクしたスターと言えそうだ。

彼のインスタグラムには、フェロモンたっぷりのセクシーな画像も多数公開されている。

年上俳優とのブロマンス設定も話題に

エミリー、パリへ行く
(左)リュカ・ブラヴォー Netflix『エミリー、パリへ行く』

『エミリー、パリへ行く』に登場したラヴィスカウントにゲイが注目したのは、彼のルックスだけが理由ではない。シーズン1からのレギュラー出演者であり、エミリーと微妙な関係にあるガブリエルと、ラヴィスカウント演じるアルフィーの間のブロマンス要素も見逃せないからだ。

ガブリエルを演じるリュカ・ブラヴォーは、ラヴィスカウントより少し年上で、かつ身長がかなり高い。2人が並ぶと、いい感じの兄弟感が自然と醸し出されてくる。

エミリー、パリへ行く
Netflix『エミリー、パリへ行く』

その場に女性がいない時だけ見せるノンケ男同士の妙な親密さを、ブラヴォーとラヴィスカウントが巧みに表現するので、男女のいちゃいちゃ場面以上に男2人のブロマンス場面の方が印象に残ってしまう。

『エミリー、パリへ行く』はシーズン4の制作も決定しているが、シーズン3のラストでアルフィーとガブリエルの間にあった絆を打ち砕くような秘密が明かされてしまったので、シーズン4で再びブロマンスが復活できるのかも注目したいところだ。

次のジェームズ・ボンドに選ばれるか?

エミリー、パリへ行く
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『エミリー、パリへ行く』でブレイクしたことで、ラヴィスカウントが次期ジェームズ・ボンド候補の一人に選ばれた、とデイリーメール紙が報じられている。

00’シリーズのプロデューサーたちは、ダニエル・クレイグの次のジェームズ・ボンドには、「このシリーズが現代社会を反映するように、エスニックマイノリティーのスターに007を演じさせたい」と考えているようだ。

最近ジェームズ・ボンド役の候補に挙がっていることが明らかになったのは、映画『バレット・トレイン』のタンジェリン(みかん)ことアーロン・テイヤー=ジョンソンと、Netflix『ブリジャートン家』シーズン1で大きな話題を呼んだレジ=ジャン・ページだ。

他にも強力な候補俳優の名前が噂されるなか、ラヴィスカウントが次期ジェームズ・ボンドの座につけるのか、気になるところだ。

『エミリー、パリへ行く』はNetflixでシーズン3まで配信中。シーズンを重ねるごとに面白さが倍増しているシリーズなので、見始めるとイッキ見したくなること確実。時間のある週末などに、ぜひ。

Netflix『エミリー、パリへ行く』

※参考記事:instinct/instinct

(冨田格)

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