Netflix『エリート』ゲイの王様を狂わせるバイ男性”イヴァン”魅惑の肉体
学園ドラマのレベルを振り切ったドロドロの人間模様とハードな性描写、そしてシーズンを追うごとに深まるゲイ濃度。その展開から目が離せないNetflix『エリート』で、もっとも注目のバイ男性イヴァンを演じる俳優アンドレ・ラモグリアの魅力に迫る。
イモっぽさが多くのゲイを惹きつける

体育会系と思しきガッチリした体格で、男っぽい雰囲気なのだけれど粗野ではなく笑顔が可愛い。女子が好むイケメンとは異なるちょっと「イモっぽい」イヴァンは、ある種のゲイにとっては理想のタイプだ。
『エリート』シーズン5初回でイヴァンが登場した瞬間、その魅力に目が惹きつけられたしまったゲイの視聴者は少なくないだろう。
それは作中で”ゲイの王様”然と振る舞っていたパトリックも同じだった。シャワールームを探していると転校生のイヴァンに声かけられた瞬間から、パトリックの目つきが明らかにポーっとなり、完全な一目惚れ状態。
この時点ではゲイまたはバイセクシュアルという自覚すらないイヴァンは、ロッカールームに連れて行ってくれたパトリックの目の前で、まさに見せつけるが如く下着を脱ぎすてる。もちろんパトリックの視線は、イヴァンの股間に釘付けだ。
それ以降も、あくまで無意識で無自覚なままパトリックを挑発するような言動を示し続けるので、パトリックはイヴァンにどんどん惹きつけられていく。パトリックはあの手この手でイヴァンを口説きおとそうとするのだが、見事にかわされ続けるのだ。

パトリックがイヴァンを口説き落とそうとジタバタして上手くいかずにイライラする様を見るゲイ男性の視聴者は、まだゲイとしての経験が浅くゲイの知り合いもいない学生時代にノンケの同級生に恋をしてモヤモヤしていた頃の自分を重ねてしまい、共感しまくるのだ。
パトリックも、ゲイの視聴者も虜にする「イモっぽい」魅力の持ち主である俳優アンドレ・ラモグリアは、どんな人なのだろうか。
プライベートは完全秘密主義

アンドレ・ラモグリアは、1997年8月4日にブラジルのリオデジャネイロで生まれた。火の星座である獅子座に属しているラモグリアの身長は約177cm。高すぎない身長も、魅力のひとつだ。
今年26歳になる彼は、ブラジルのテレビで俳優としてのキャリアを確立してきた。ディズニー・チャンネル・ブラジルの『Juacas』『Bia』などのヒット番組や、映画『El Traidor』に出演し知名度をあげた。
そして『エリート』にシーズン5より起用されたことで、一気に世界中にその顔と名前が知れ渡った。
パトリック役のマヌ・リオスとは私生活でも仲良しでお互いのインスタグラムに登場する機会も多く、プライベートで遊んでいる画像や動画も公開している。
とはいえラモグリアは本当のプライベートは秘密主義のようで、家族や共演者、男友達以外との画像や動画は一切公開していない。また自分のセクシュアリティにも言及していない。そのミステリアスなところが、ますます興味をそそられてしまうのだ。
ラモグリアは自分の肉体を公開することに抵抗がないようで、インスタグラムを掘っていくと上裸の画像がどんどん見つかる。イモっぽい魅力にハマった人は、ぜひ掘ってみてほしい。
パトリックはシーズン6で『エリート』を降板したが、イヴァンは現在制作中のシーズン7にも継続して登場するとのこと。新シーズンの公開を、楽しみに待ちたい。
(冨田格)
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