【マット・ボマー&ジョナサン・ベイリー】イケメン・ゲイ俳優のベッド写真

欧米ではカミングアウトする俳優がぞくぞくと登場している。しかし、そのなかでゲイにも女性にも魅力的な存在の筆頭といえば、マット・ボマーとジョナサン・ベイリーの名前を思い浮かべる人も多いはずだ。そんなイケメン・ゲイ俳優2人が恋におちるという、まさに夢のようなドラマのスチール写真が公開された。

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イケメン・ゲイの壮大でセクシーなロマンス

Fellow Travelers
ジョナサン・ベイリー Netflix『ブリジャートン家」シーズン2より

注目のドラマは、Paramount+(パラマウント・プラス)」と「Showtime(ショウタイム)」が制作している『フェロー・トラベラーズ(Fellow Travelers)』だ。

2007年に小説家でエッセイストのトーマス・マロンが発表した小説「Fellow Travelers」を、映画『フィラデルフィア』『僕の巡査』の脚本家ロン・ナイスワーナーが脚色した。

Fellow Travelers
COURTESY OF SHOWTIME.

物語は1950年代初頭のワシントンD.Cから始まる。

カリスマ的存在だが、戦場での経歴がやや不透明な「戦争の英雄」で政治スタッフになったホーキンス・フラー(マット・ボマー)と、DCで働く道を模索している宗教的理想主義者のティム・ラウリン(ジョナサン・ベイリー)が出会う。

Fellow Travelers
COURTESY OF SHOWTIME.

そして恋に落ちた2人だが、時代は今とは大違いであり、ジョセフ・マッカーシー上院議員とその顧問弁護士ロイ・コーンが、同性愛者と見なす人物を共産主義者のシンパと称して政府の役職から排除していた。それにより、同性愛をめぐる国民のモラルパニックに火がついたのだ。

Fellow Travelers
COURTESY OF SHOWTIME.

政治の世界での職と立場をも守りながらも秘密の恋愛を続けるホーキンスとティムの関係は、時代を経ながら進化していき、1980年代のエイズ・パニックでクライマックスに達する。

アメリカにおける同性愛史ともいうべき、壮大な年代記のようなドラマになることが期待されている。

カミングアウトした2人のイケメン俳優

Fellow Travelers
(左)ジョナサン・ベイリー(右)マット・ボマー

ホーキンス・フラーを演じるマット・ボマーは、2009年から2014年まで6シーズンにわたって放送された人気ドラマ「ホワイトカラー」の主役としてブレイク。2014年に、ボマーはにパブリシティ担当者のサイモン氏と2011年に同性婚していたことを発表した。

その後は映画『マジック・マイク』シリーズやドラマ『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』『エコーズ』などに出演。私生活では、サイモン氏とともに3人の子供を育てている。

Fellow Travelers
マット・ボマー

ティムを演じるジョナサン・ベイリーは、2020年末にNetflixで世界配信が始まったドラマ「ブリジャートン家」のメイン・キャストの一人として登場。

初回から、ワイルドで男臭い風貌、鍛え上げたマッチョな肉体、豊かな体毛、肉厚で締まった尻、とまさに絵に描いたような「セックス・シンボル」ぶりをふんだんに見せつけて一躍注目を集め、世界中のゲイの心を鷲掴みにした。

ベイリーはカミングアウトして、米国のゲイ・オピニオン誌「Attitude」のカバーに登場しているが、パートナーなど私生活の詳細は公表していない。今年配信予定の『ブリジャートン家』シーズン3や、ミュージカルの舞台出演など多忙な日々を送っている。

ジョナサン・ベイリー
Netflix「ブリジャートン家」より

単なる共演者ではない神聖な関係

Fellow Travelers
COURTESY OF SHOWTIME.

2022年、半年間にわたる『フェロー・トラベラーズ』の撮影がクランクインする直前、マット・ボマーとジョナサン・ベイリーは、カナダのトロントにあるコーヒーショップで初めて会ったとき、お互いに協力して作品を作り上げようと約束したという。

もちろん、それぞれのキャリアの中で最も豊かな撮影現場に参加しようとしていたのだから、当然のことにも思える。しかし彼らは、その出会いをほとんど神聖なものとして語っている。作中では男同士の並外れた親密さを描くため、2人には真の繊細さが求められたが、彼らは妥協することなくそれを演じて見せているそうだ。

このベッドでのロマンティックなスチールを見れば、その評価も大いにうなづけるだろう。

Fellow Travelers
COURTESY OF SHOWTIME.

『ブリジャートン家』でブレイクしたことで、生まれて初めて「次の仕事は何をやりたい?」と聞かれるようになったとベイリーは語る。

「私の答えはいつも同じで『ゲイのラブストーリーを演じたい』でした。でも実のところ、そのような作品は見たことがなかったのです。また、もしあったとしても僕やマットのような俳優がその役を演じる機会があるとは思ってもいませんでした」

Fellow Travelers
COURTESY OF SHOWTIME.

その夢のような機会が突然訪れたのは、ボマーが主演と制作総指揮を兼任することになった『フェロー・トラベラーズ』だった。ボマーは、この作品は脚本家のロン・ナイスワーナーの熱意で実現したと語る。

「私が参加する前の10年間、すでにロンの中で物語が熟成されていました。彼は、このプロジェクトや世界観、そしてキャラクターに対してほとんど宗教的な熱意を持っていて、それが関係者全員を包み込みあのような深い経験をさせてくれたのです」

Fellow Travelers
COURTESY OF SHOWTIME.

『フェロー・トラベラーズ』は米国で今秋、映像配信プラットフォーム「Paramount+」で初放送することが決定している。「Showtime(ショウタイム)」の作品は、日本ではU-NEXTで配信されており、『フェロー・トラベラーズ』の日本配信にも期待がもてそうだ。

今後も『フェロー・トラベラーズ』の最新情報には注目し続けていく予定だ。

※参考記事:VANITY FAIR

(冨田格)

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