映画『ナイブズ・アウト』ダニエル・クレイグ演じる名探偵はゲイだった！

ジェームズ・ボンドに次ぐ、ダニエル・クレイグの当たり役が映画『ナイブズ・アウト』の変わり者名探偵ブノワ・ブランだ。シリーズ第二弾「ナイブズ・アウト:グラスオニオン」公開を間近に控え、ブノワ・ブランはゲイだという証言が関係者より発せられた。

マッチョで変わり者の名探偵

2019年に公開されたミステリー映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は世界的に大ヒットした。日本では2020年1月末に公開となったが、まさにコロナ禍が始まろうとしていた頃で、映画館から客足が遠のき満足のいく興行結果は収められなかった。

しかし、個性的なキャストたちと練りに練った脚本の巧みさは評価が高く、続編『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』が、12月のクリスマスシーズンにNetflixで配信される。

『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』を筆者は映画館で鑑賞したが、印象に残っているのがダニエル・クレイグ演じる変人の名探偵ブノワ・ブランの007のシリアスなイメージとは180度違うすっとぼけたキャラクター。さらに、シャツの上からでもよくわかる、鍛え上げた肉厚の体型だ。

映画の中ではずっと着衣のままなのだが、事件の真相に近づき始めると興奮して火照ってきたのか、ジャケットを脱ぎ捨て腕まくりをして逞しくぶっ太い腕を見せつけるところは、特に強烈に記憶に残っている。

そんな逞しい変人の探偵が「ゲイである」と、脚本も執筆している「ナイブズ・アウト」のクリエイター、ライアン・ジョンソン監督が語ったというのだ。

ブノワは男性と同棲している？

ライアン・ジョンソン監督の発言を伝えるthemの記事「Knives Out Detective Benoit Blanc Is Gay, According to Director（監督によると、ナイブス・アウトの探偵ブノワ・ブランはゲイである）」より引用する。

※この引用記事には、『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』の一部ネタバレが記載されているので、ご注意を。

待望の続編『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』のプレミア上映を前に、ライアン・ジョンソン監督は、ダニエル・クレイグが演じる探偵ブノワ・ブランがゲイであること明らかにした。

『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』のある場面で、ブノワが男性と同棲していることが暗示される。ロンドン映画祭のプレス試写で、このキャラクターがゲイであることを意味するのかと尋ねられたジョンソンは、”はい、彼は明らかにそうです”と答えた。

ブノワが同棲するパートナーとしてカメオ出演している有名俳優の正体は伏せられており、公開までの楽しみとされている。

しかし、ジョンソン監督は、その意外な相手についてこう語っている、「ブノワ・ブランにとって、一緒にいることがこれ以上の喜びとなる人物はこの世にいないと思うんだ。ネタバレはしませんが、その人と一緒に暮らしたいと思わない人はいないでしょう」と。

https://www.them.us/story/knives-out-benoit-blanc-gay

「ナイブズ・アウト:グラスオニオン」にはダニエル・クレイグの他に、エドワード・ノートン、ジャネール・モネイ、ケイト・ハドソン、デイヴ・バウディスタ、キャスリーン・ハーン、イーサン・ホークなど豪華キャストは発表されているが、ブランのパートナーが誰なのか非常に気になるところだ。

『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』は、Netflixで12月23日の公開が予定されている。今年のクリスマスの楽しみが一つ増えそうだ。

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「ナイブズ・アウト:グラスオニオン」
Netflix

（冨田格）

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