Netflixが制作中の新作ゲイ映画のキャストたちに男の艶気がありすぎる件

映画『あしたのパスタはアルデンテ』のフェルザン・オズペテク監督が初めてNetflixとタッグを組んだ新作ゲイ映画が、ローマで撮影をスタートした。男の艶気たっぷりの、魅力的な主要キャストたちをいち早く紹介する。

カミングアウトして活動する映画監督

FERZAN OZPETEK
アルヴィーゼ・リーゴ 画像引用元:Instagram

トルコ系イタリア人のフェルザン・オズペテク監督は、ゲイであることをカミングアウトして活動している有名監督の一人だ。

ゲイをテーマにした作品も手がけており、『無邪気な妖精たち』『あしたのパスタはアルデンテ』は日本でも公開された。

2001年の『無邪気な妖精たち』は、HIVの専門医である女性が、交通事故で急死した夫に男性の愛人がいたことを知る。事情を隠してその愛人や彼を囲む個性的な仲間たちと交流していきながら、男たちの中に存在している愛の形を知っていくという物語。

FERZAN OZPETEK
映画『無邪気な妖精たち』

今年2022年にオズペテク監督自身が『無邪気な天使たち』というタイトルで、ディズニープラスのオリジナルシリーズとしてセルフ・リメイクした。

FERZAN OZPETEK

2010年の『あしたのパスタはアルデンテ』は、老舗パスタ会社のゲイの次男がひょんなことから厳格で保守的な父のもと会社を手伝わねばならなくなるが、そこにゲイ仲間が遊びにくることで巻き起こる騒動を描くコメディ映画。

『あしたのパスタはアルデンテ』は、イタリアはじめ各国で話題となりヒットした。

FERZAN OZPETEK
映画『あしたのパスタはアルデンテ』

オリンポスの神々のごとき魅力的な男たち

FERZAN OZPETEK
フェルザン・オズペテク監督 画像引用元:Giffoni

今月撮影を開始した新作映画『Nuovo Olimpo(新たなるオリンポス)』は、オズペテク監督が初めてNetflixとタッグを組み製作する、ローマを舞台にしたゲイロマンス映画だ。

オリンポスの神といえば、ゼウス、アポロ、オリンポスなど男との愛を享受したという伝説から、欧州では”ゲイの象徴”とされている存在だ。

『Nuovo Olimpo(新たなるオリンポス)』は、1970年代、25歳の理想主義的な若者として出会い恋に落ちた2人の青年がある出来事で離れ離れになってしまうのだが、その後30年間、離れた場所でお互いを追い求め、再会して愛を取り戻したいと願っているという物語。

この映画に参加している4人の魅力的な男たちに注目しよう。

ダミアーノ・ガヴィーノは、昨年2021年よりキャリアをスタートさせた新進俳優だ。

アンドレア・ディ・ルイージは、舞台や短編映画を中心に活動している若手俳優。長編映画にキャスティングされるのは初めてのようだ。

アルヴィーゼ・リーゴは、ラグビー選手として活躍していた過去があるモデルであり、パーソナルトレーナー。試合中に頭にひどい怪我をしたために、ラグビーの道を諦めざるを得なかったという。ポジションはセンター。

ジャンカルロ・コマーレは、この数年映画やテレビシリーズの出演が相次いでいる注目の若手俳優だ。

男の艶気たっぷりの彼らが、どんなロマンスを演じるのか楽しみだ。今後も『Nuovo Olimpo(新たなるオリンポス)』には注目していきたい。

※参考記事:SCREEN DAILY

■フェルザン・オズペテク監督関連作品のサブスク配信

ディズニープラス
映画『無邪気な妖精たち』
ドラマ『無邪気な天使たち』

映画『あしたのパスタはアルデンテ』
U-NEXT
Amazon Prime

(冨田格)

★あわせて読みたい!
ディズニープラス「アメリカン・ホラー・ストーリー」新作はゲイ・ネタ特盛 

コメントを残す