米国CDCのサル痘対策担当者は超優秀でめっちゃセクシーな”デキる男”

サル痘の感染拡大が伝えられる米国だが、CDC(疾病対策予防センター)のサル痘対策担当者には、ニューヨークのゲイ・コミュニティでは有名人である、型破りな公衆衛生の専門家ディミトル・ダスカラキス博士が就任した。

学問と実務、そしてゲイライフも満喫する”文武両道”ならぬ”文色両道”なダスカラキス博士を紹介する。

オープンリーゲイで公衆衛生の専門家

ディミトル・ダスカラキス博士
(c) Instagram: @metrosourcemagazine

ゲイ・バイ男性を中心に感染が拡大しているサル痘。その対策を担当するのはゲイ・バイ男性の行動様式を理解している人が適任であるし、かつ特定のコミュニティに対する情報伝達の手段も理解している人の方がいい。

この夏、一気にサル痘の感染が拡大した米国では、CDC(疾病対策予防センター)のサル痘対策担当者にオープンリーゲイの公衆衛生の専門家ディミトル・ダスカラキス博士を任命した。

Photo/Patrick Semansky

公衆衛生の専門家として優秀であり、かつオープンリーゲイでゲイ・コミュニティを熟知しているディミトル・ダスカラキス博士は、まさに最適なサル痘対策担当者といえる。そして、彼の型破りなゲイライフの楽しみ方も注目を集めている。

「キャリアも人生も満喫する」デキる男

ディミトル・ダスカラキス博士
画像引用元:Out

Outが公開した記事「Meet Dr. Demetre Daskalakis, the CDC’s Out & Proud Health Expert(CDCのOut & Proud 公衆衛生の専門家、ディミトル・ダスカラキス博士を紹介します)」より引用する。

ディミトル・ダスカラキス博士は、ジョー・バイデン大統領によって、ホワイトハウスの国家サル痘対策副調整官に選ばれました。それ以来、ダスカラキス博士は、この新しい感染症への対応と、この病気の影響を最も受けているゲイコミュニティへの適切なコミュニケーション確立に向けた取り組みを主導しています。

ダスカラキス博士は、1991年から1995年にかけてコロンビア大学で生物学の学士号を取得しました。その後、ハーバード大学医学部に入学し、2003年に同大学の内科レジデント・プログラムで医学博士号を取得しました。2012年にはハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院で公衆衛生学修士号(MPH)を取得しました。

そのキャリアを通じて、LGBTQ+コミュニティに影響を与える問題に関して、公衆衛生の第一人者として活躍してきました。ニューヨーク市保健精神衛生局の疾病部で感染症の管理を統括し、COVID-19へのニューヨーク市の対応で指揮官を務めた後、ダスカラキスはバイデン大統領からCDCのHIV予防部門のディレクターに任命されました。

ダスカラキス博士は、キャリアや仕事上の業績以外では、ゲイであることを公表し、ワークアウトや世界旅行、友人と過ごす写真などをソーシャルメディアに投稿して楽しんでいるようです。また、肌を露出したり、時にはセクシーな写真もアップしています。

このように、ダスカラキス博士は常に「キャリアも人生も満喫する」エネルギーを与えていると言えるでしょう。

https://www.out.com/health/2022/9/08/meet-dr-demetre-daskalakis-cdcs-out-proud-health-expert#media-gallery-media-1
ディミトル・ダスカラキス博士
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ディミトル・ダスカラキス博士
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ディミトル・ダスカラキス博士
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ディミトル・ダスカラキス博士
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6月から秋にかけて全米各地で開催されるプライドイベントの会場でワクチン接種を行うプロジェクトなど、さまざまな対策を進めているダスカラキス博士。

仕事もゲイライフも満喫する「デキる男」の存在は、サル痘に怯える米国のゲイ・バイ男性にとって心強いはずだ。

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