「君の名前で僕を呼んで」主演アーミー・ハマーの性癖がヤバすぎる件

男同士のひと夏の関係を描いた映画「君の名前で僕を呼んで」。オリバー役という複雑な役で強烈な印象を残したアーミー・ハマーだが、スクリーンでの活躍が途絶えてしまった。そこには、彼の性癖にまつわる、とんでもない問題が存在していた。

アーミーの性癖と彼の家系の闇

「君の名前で僕を呼んで」が大きな話題となった以降、エリオ役のティモシー・シャラメは「DUNE/デューン 砂の惑星」の主役をはじめ、さまざまな作品で活躍しており、まさにスターへの階段を駆け登っている状態だ。。

「君の名前で僕を呼んで」出演以前から知名度が高かったオリバー役のアーミー・ハマーも、「ナイル殺人事件」をはじめ多くの作品に起用されていたが、突然、彼の俳優としてのキャリアが途絶えてしまった。

そこには、彼の抱える性癖の闇の部分があり、それは彼だけではなく彼の一族の男たちに共通するものであるらしい。

ヤバすぎるDMが流出して大炎上

アーミー・ハマー

アーミー・ハマーは1986年8月生まれ。ロシア系ユダヤ人系家系の彼の祖父はテキサスの石油王であり、大富豪の息子が俳優の道に進んだというわけだ。

「ゴシップガール」「デスパレートな妻たち」などのTVシリーズの出演を経たのち、2010年に映画「ソーシャル・ネットワーク」で双子の役を演じたことが評価され注目を集める。その後「白雪姫と鏡の女王」「ローン・レンジャー」「コードネームU.N.C.L.E」などに主要な役で起用され、2017年の「君の名前で僕を呼んで」が大きな話題となる。

アーミー・ハマー

以降も「ホテル・ムンバイ」「ビリーブ 未来への大逆転」「レベッカ」「ナイル殺人事件」と順調にキャリアを重ねていた。

ところが2021年初頭に、アーミー・ハマーが交際相手の女性に送ったダイレクトメールが流出してSNSで大炎上案件となった。

そこには「君の血を飲みたい」「僕はカニバル(人を食う人種)だ」「君のことを食べたい」という信じられない内容が綴られていた。

このことをきっかけに、彼と交際していた女性たちが次々とアーミー・ハマーの特異な性癖(レイプ願望や嗜虐趣味など)を暴露し始め、彼はエージェントとの契約を切られることになり、俳優としてのキャリアが途絶えてしまったのだ。

アーミーの一族の闇を暴くドキュメンタリー

アーミー・ハマー

ところが、話はここでは終わらない。彼の特異な性癖は、彼の家系の男たちに共通するもののようだったのだ。

Discovery+が現在、ハマー一族の男たちの闇を暴くドキュメンタリー『ハウス・オブ・ハマー』を制作している。この番組は、ハマー一族5代の男たちによる虐待の疑惑を掘り下げるものだという。

PRIDEの記事「Armie Hammer Doc Explores Alleged Abuse In House of Hammer Trailer(アーミー・ハマー、虐待疑惑に迫るドキュメンタリー『ハウス・オブ・ハマー』予告編)」より引用する。

ハマーは、長い間論争と無縁だった石油王の家系の出身である。2021年3月のヴァニティフェア誌の記事では、1919年まで遡るハマー家の衝撃的な歴史と、アーミーの不正行為がその遺産にどう当てはまるかを詳しく説明している。

この『ハウス・オブ・ハマー』は、彼の家系の枠組みの中でアーミーの物語を文脈化し、同時に彼の複数の被害者とされる人々に彼らの物語を共有する機会を提供することになる。

「ここ数年、アーミー・ハマーに対して起こされたレイプや虐待の告発は、ハマー家に関して言えば氷山の一角に過ぎないのです」

Discovery+の犯罪・調査コンテンツ部門リニア担当プレジデントであるジェイソン・サルラニスは、発表リリースで次のように述べている。

「『ハウス・オブ・ハマー』では、お金と権力が永遠に隠すことのできない、本当に不穏な詳細と不吉な秘密を目撃するでしょう。」

https://www.pride.com/celebrities/2022/8/10/armie-hammer-doc-explores-alleged-abuse-house-hammer-trailer

全米では、9月2日にDiscovery+で初放送されるという『ハウス・オブ・ハマー』。日本での放送・配信も期待したい。

(冨田格)

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