ゆず25周年ツアーのステージに聳え立つ巨大アートのテーマは「寛容」

ゆず25周年ツアーの幕開け、「さいたまスーパーアリーナ」で目撃した人はいるだろうか?

現代美術家・松山智一氏が、ゆず25周年記念アリーナツアー「YUZU ARENA TOUR 2022 PEOPLE -ALWAYS with you-」のステージアートビジュアルを担当する。

ステージにそびえる全長12mの巨大オブジェ

3月26日(土)、ゆずの25周年記念アリーナツアー「YUZU ARENA TOUR 2022 PEOPLE -ALWAYS with you-」が「さいたまスーパーアリーナ」で開幕。

この日にお披露目となったのが、松山智一氏が制作したメインステージ中央にそびえる全長12mとなる巨大オブジェ「Mother Other(マザー・アザー)」だ。

人との繋がりが希望に繋がるように願う

この巨大オブジェの制作意図について松山氏はこう語っている。

「寛容と受容を表す母(マザー)。自己を映しだす他者(アザー)。この2つの概念を表現する存在。私達は他者を通して自己を知る。そして自らが成長することで違いを認め合うことができる。他者に対しても、そして自分に対しても寛容な世界に私達は希望を見るのだと思います。混沌とした今だからこそ、人との繋がりが希望に繋がるように願います」

ステージでは松山氏の絵画作品がモーショングラフィックで表現され、アートと音楽をさらに発展させた意欲的な取り組みで、今度のさらなる化学反応が期待される。

また、ツアー開幕に先立ち松山氏はデビュー25周年を迎えるゆずとのコラボレーションを発表。

松山氏の代表的なシリーズ「Fictional Landscape」から縦2.1m × 横4.3mの大作となる「People with People」を新たに制作した。

この「People with People」は、3月23日リリースのゆずのニューアルバム『PEOPLE』のメインビジュアルとして起用された。

大阪城ホール、日本ガイシホール、宮城セキスイハイムスーパーアリーナ、広島グリーンアリーナ、北海きたえーる、サンドーム福井、ぴあアリーナMM、静岡エコパアリーナと全国各地のアリーナを縦断していくツアー。

最終日の8月3日横浜アリーナ公演までロングランで続く「YUZU ARENA TOUR 2022 PEOPLE -ALWAYS with you-」。松山氏のアートと、ゆずのステージパフォーマンスが、生み出す化学変化を目撃してみたい。

MATSUYAMA STUDIO:https://www.matzu.net/
ゆず公式サイト:https://yuzu-official.com/pages/people

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