50代男性100人に聞きました「今の働き方は絶望?それとも希望?」

人生100年時代、そんな現代では50代はまだまだ人生の半ばに過ぎない。60代を迎えても楽しい人生を送るためには、50代の生き方はとても重要だ。

50代男性会社員106名に尋ねた「50代男性の幸せな働き方に関する意識調査」の結果は、今の、そしてこれからの人生の参考になるかもしれない。

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今の働き方が「つまらない」人は半数以上

Q1:あなたは今の働き方を考えたときに、「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」のいずれかに当てはまる感覚がありますか」

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この問いに対して、「かなりある」が21.0%、「ややある」が54.0%という結果で、75%の人が今の働き方に「つまらなさ」や「不安」を感じていることがわかった。

「つまらない」の理由は閉塞感と先行き不透明

Q1で「かなりある」「ややある」と回答した人に、その理由を尋ねた。

Q2:あなたが働き方を考えた際、「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」と感じる理由を教えてください。(複数回答)

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「今の仕事に閉塞感を感じているから」が56.0%、「今後のキャリアが不透明だから」が42.7%、「会社の雰囲気が悪いから」が28.0%という結果となった。

「その他」を挙げた人の中には「今後も原則テレワークのため、コミュニケーションが減少するから(55歳)」「まもなく定年を迎えるが、年収減による今後の生活に不安を感じる(59歳)」という意見があった。

「つまらない」「不安」の多様な理由

Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、その理由を尋ねた。

Q3:Q2の設問以外で「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」と感じる理由があれば自由に教えてください。(自由回答)

この問いに寄せられた回答の中から、一部を抜粋して紹介する。

「仕事自体が楽しくない(51歳)」「毎日同じ事を繰り返して時間を無駄に過ごしているような気がしてならない(54歳)」「これから伸びる職種ではないので(58歳)」「社員の向いている方向がバラバラで、将来が不安になる(52歳)」「将来の仕事内容・処遇の変化が不安(56歳)」「会社の人間関係に不信感がある(55歳)」「コロナ禍での仕事量の減少(59歳)」

キャリア上の自己実現度にバラつきあり

Q4:あなたのキャリア上の、自己実現における現在の達成度を教えてください。

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この問いに対しては、「完全に達成している(100%程度)」2.9%から、「ほとんど達成していない(10%程度)」4.0%まで、かなりバラつきがあった。自己実現の達成度が「つまらない」「不安」と感じる理由にも関係していそうだ。

今後のキャリアのために求めること

Q5:今後、ポジティブなキャリアを形成するために、どのようなことを求めていますか。(複数回答)

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この質問には、「ワーク・ライフ・バランスの実現」が39.0%、「いきいきとした職場選び」が36.0%、「いつまでも挑戦し続けられる労働環境の整備」が25.0%という結果となった。他にも「矛盾のない会社(51歳)」という、日常の苦労がうかがえる意見も。

ポジティブになるためにやりたいこと

Q5で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した人に尋ねた。

Q6:Q5の設問以外で今後ポジティブなキャリアを形成するために求めることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)

この問いに寄せられた回答の中から、一部を抜粋して紹介する。

「ある程度キャリア形成はできているので、もう少しやりがいのある仕事がしたい(51歳)」「能力を活かせる職場環境(56歳)」「成果に見合う給料体系の確立(53歳)」「自己研鑽の機会(53歳)」「在宅勤務などでも、チャレンジする機会を確保して欲しい(59歳)」「仕事の幅の拡大(59歳)」「副業OK等(59歳)」

6割以上が本心を隠して明るくふるまう

Q1で「かなりある」「ややある」と回答した人に尋ねた。

Q7:あなたは普段から「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」という感情を周囲の人・家族にさとられないように、努めて明るく振る舞っていますか。

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この質問には、「かなりそう」が14.6%、「ややそう」が50.7%という結果となり、自分の本当の気持ちを押し隠して明るくふるまっている人の多さがうかがえる。

「自分には何ができるのか」を考える

50代のゲイ・バイ男性も実感に近い回答はあっただろうか?

コロナ禍により働き方は大きく変化し、テレワークや多拠点居住も珍しいことではなくなった。キャリアを積み重ねてきた50代の働く男性にとって、社会環境の急速な変化は不安を感じずにはいられないかもしれない。

とはいえ、定年退職して悠々自適という昭和のような生き方ができないのが、人生100年時代。今後の人生・キャリアについて、「自分は何をしたいのか」「自分には何ができるのか」をじっくり考えることこそ、今の50代男性に求められていることかもしれない。

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※この「50代男性の幸せな働き方に関する意識調査」は、8月9日10日の2日間インターネットで「みんなエアー」が実施した。「みんなエアー」は、「みんなの力で世界の空気をアップデート」をテーマに、‟空気”を切り口として、様々な社会課題を解決する事業を展開している。

調査結果詳細:https://minnaair.com/blog/week2022-expo/#session2
AIR Lab.JOURNAL:https://minnaair.com/blog/

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