懲役50年? リッキー・マーティンと甥っ子の”不適切な関係”が大炎上中
プエルトリコ生まれの大スター、そしてゲイをカミングアウトして同性婚もしているリッキー・マーティンが、実の甥との”不適切な関係”で訴えられ、その事実をリッキー・マーティンの弁護士が否定したというニュースが報じられ、世界中が騒然となっている。
リッキー・マーティンに果たして何が起きているのか、海外のニュースをチェックしてまとめた。
リッキー・マーティンのあゆみ
1984年、プエルトリコの人気ボーイズグループ「メヌード」の追加メンバーとしてデビューしたリッキー・マーティン。1989年に脱退し、1991年にソロ・シンガーとして活動を再開。
1997年にフランスで「マリア」がヒット、1998年には「1988 FIFA ワールドカップ」のテーマソング「ザ・カップ・オブ・ライフ」で、世界的に知名度を上げる。
翌1999年、「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」が全米はじめ世界中で大ヒット。日本では郷ひろみが「GOLD FINGER’99」のタイトルでカバーバージョンをリリースした。
ブロードウェイでは「レ・ミゼラブル」「エビータ」などのステージにも立っている。
2008年、代理出産で誕生した双子の父親となり、2010年にゲイであることをカミングアウト。2016年には芸術家のジョワン・ヨセフと結婚し、現在は4人の子供とともに暮らしている。
ユニセフを通じて、世界中の子供に教育の場を作る運動に積極的に関わるなど、幸せな人生を送っていたはずだったのだが。
リッキー・マーティンに接近禁止令
7月3日にAP通信が配信した「Ricky Martin faces restraining order in Puerto Rico(リッキー・マーティン、プエルトリコで接近禁止命令に直面)」という記事を引用する。
プエルトリコのスーパースター、リッキー・マーティンに対し、判事が接近禁止命令を出したと、警察が土曜日に発表した。
警察のスポークスマン、アクセル・バレンシアは、この命令はプエルトリコの家庭内暴力法に基づき提出されたものであるため、誰が接近禁止令を要求したのかなど、これ以上の詳細は説明できないと述べた。
プエルトリコの新聞『El Vocero』によると、命令書にはマーティンと相手方が7カ月間デートしていたと書かれているという。同報道では、2カ月前に別れたが、申立人によるとマーティンは別れを受け入れず、少なくとも3回、申立人の家の近くをうろついているのが目撃されているという。
バレンシアは、接近禁止命令を申請した人が警察に連絡しなかったことを指摘した。これは、検察が告訴するのに十分な証拠かどうかを判断することになるとのこと。
https://apnews.com/article/caribbean-puerto-rico-ricky-martin-axel-795dcb2b6a6170ea70e24bcdfb9006df
この報道を受けて、翌7月4日にリッキー・マーティンが声明を発表した。
7月4日に、Agencia EFEが公開した記事「Pop star Ricky Martin denies restraining order allegations(ポップスター、リッキー・マーティンが接近禁止命令疑惑を否定)」から引用する。
ポップスターのリッキー・マーティンが、自分に対する接近禁止命令は「完全に誤った」申し立てに基づいており、「司法手続きによって」この問題に対応するつもりだと述べた。
https://www.efe.com/efe/english/life/pop-star-ricky-martin-denies-restraining-order-allegations/50000263-4844217
申し立てたのは実の甥っ子と判明
当初伏せられていた、接近禁止令を申し立てた人物が判明したという記事を、7月13日に「MARCA」が報じた。
DVの疑いで通報されたリッキー・マーティンの被害者は、実の弟エリック・マーティンによって明るみに出た。告訴人はリッキー・マーティンの21歳の甥デニス・ヤディエル・サンチェスである。
デニスによると、リッキーとの交際は7ヶ月で終わったが、「彼が別れを受け入れなかった」ためデニスをしつこく呼び出して迫害するようになったと説明している。
リッキー・マーティンの罪が確定した場合は、近親相姦に関してのプエルトリコの法律により懲役50年になると考えられている。
この裁判は7月21日に始まり、初日にデニスは裁判官の前で質問に答える予定だ。リッキーの弁護団は、デニスが最近、ある女性から「彼女の人生を破壊すると脅迫され、嫌がらせを受けた」と告発されたと主張している。
https://www.marca.com/en/lifestyle/music/2022/07/14/62cf4501268e3e3d758b4606.html
リッキー・マーティンの弟エリックがFacebookに投稿した、息子(リッキーの甥)デニス・ヤディエル・サンチェスの画像。
甥っ子の主張を否定する声明を発表
7月17日、Los Angels Timesが、7月15日にリッキーの弁護士が「Variety」誌に発表した声明に関しての記事を公開した。
リッキー・マーティンの弁護士であるマーティ・シンガーは、リッキーは甥っ子といかなる性的関係や恋愛関係にあったことはなく、これからもないだろうと主張している。
“残念ながら、この主張をした人物(甥っ子)は深い精神衛生上の問題に苦しんでいます。”リッキーは声明の中でこう続けた。
“私たちは皆、甥が緊急に必要とする助けを得ることを望んでいます。しかし、何よりも、裁判官が事実関係を調べれば、この事件がすぐに却下されることを期待しています。”
リッキー・マーティンに対して提出された接近禁止令を解除するか、支持するかを裁判官は近日中に行われる公聴会で決定する予定だという。リッキーは7月21日に法廷に立つ予定だという。
https://www.latimes.com/entertainment-arts/story/2022-07-17/ricky-martin-nephew-domestic-violence-lawyer-statement
いきなりの大スキャンダルに見舞われたポップスター。その行く末がどうなっていくのか、これからの報道にも注目していきたい。
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