【速報2】コロラド州ゲイクラブ銃乱射事件の容疑者は22歳の男性
11月19日(土)深夜に米国コロラド州コロラドスプリングスのゲイクラブ「Club Q」で発生した銃乱射事件の容疑者は、アンダーソン・リー・アルドリッチ(22歳)と警察が発表した。
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同名の男が前年に別の容疑で逮捕されていた
【コロラド州コロラドスプリング】11月21日朝、コロラドスプリングス警察(CSPD)のエイドリアン・バスケス署長が、前夜に起きたゲイクラブ「Club Q」での銃乱射事件に関する記者会見を行った。
署長によると、警察は容疑者をアンダーソン・リー・アルドリッチ(22歳)と特定、現場で2丁の銃を回収し、アルドリッチが銃撃時に長銃を使用したと発表した。アルドリッチは現在も地元の病院に入院しているとのこと。
また、2021年6月に「手製爆弾、複数の武器、弾薬」で母親を脅したとして、同名で年齢が一致する男が逮捕されたことも分かった。第4司法地区検事局のハワード・ブラック報道官は、この事件の男と、今回の銃乱射事件の容疑者が同一人物であるか否かに関しては言及を避け「すべて捜査の一環であり、適宜公表する」と述べた。
※参考記事:THE DENVER POST
勇敢な常連客が犯人を取り押さえた
この痛ましい銃乱射事件に関して、SNSに投稿されている情報を紹介する。
事件後に「Club Q」が発した声明で触れているように、事件発生当時、店内にいた勇敢な常連客が容疑者を取り押さえたとのこと。
<最初のツイート>
容疑者に反撃したクラブの常連客たちに賛辞を送りたい。彼らがどれだけの命を救ったのかを知る術がないが、それに見合うだけの評価を与えられるべきだ。彼らは英雄なのだから。
<2つめのツイート>
容疑者はクラブ内にいた人物にタックルされ取り押さえられたが、その人物はおそらく戦闘経験者(退役軍人)であろうと当局者は述べている。
犯人が銃を持って「クラブQ」に入って来た時、店内にいたジョシュアは走って隠れた。その後、犯人が誰かに殴られる音が聞こえたそうだ。ジュシュアは言う「ここはコロラドスプリングスで唯一の安全な場所だった。僕はどこに行けばいいんだ?」
ジオ倶楽部ではこの銃乱射事件に関して、新たな情報が入ったら随時紹介していく予定だ。
(冨田格)
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