スキンケアしてる？してない？1,215人の男性へスキンケア実態調査を敢行！

極端な若造りをしていると、陰でロクなことは言われないのがゲイの世界だが、化粧水とか乳液とか使うのは男らしくない、なんてマッチョ思想でスキンケアに無頓着すぎると中年以降に痛い目を見ることになりかねない。

世の男性はスキンケアをしているのか？　無頓着なのか？　NEXERが運営するアンケートサイト「ボイスノート」が実施して姉妹サイト「ボイスノートマガジン」で公開した、男性のスキンケアについての調査結果から、その実態を見てみよう。

あなたが気になる肌の悩みは？

男性のボイスノート会員1,215人を対象に、「スキンケア」についてアンケートを実施した。

まずは、男性が抱える肌の悩みを紹介しよう。

■質問1：肌の悩みがありますか？

45.6％と約半数の男性が肌の悩みを抱えているようだ。そこで「ある」と回答した人に、具体的にどのような悩みがあるかについて聞いた。

■質問2：あなたが気になる肌の悩みは何ですか？［複数回答可］

最も多かったのは「乾燥」、51.1％と半数以上の人が肌の「乾燥」について悩んでいるようだ。また、43.9％の人が「シミ」に悩んでいると回答、加齢により「シミ」が気になりだしたという人は多いのかもしれない。

他には、「目の下のクマ」「かゆみ、かぶれ」といった回答があった。

スキンケアの方法は？

■質問3：あなたが使用しているスキンケア用品を教えてください［複数回答可］

最も多かったのは「洗顔料」で35.4％の人が使用。続いて多かったのは「乳液・クリーム」で28.1％。「化粧水」を使用している方は20.1％。男性の約5人に1人が化粧水を使っているようだ。

肌の悩みは「ある」が、スキンケア用品を「使用していない」人に、その理由を尋ねたところ、「お金がかかるから（48歳）」「どれを使えばいいのかわからない（37歳）」「顔のシミに対して、どんなケア用品がいいのか知識がない（44歳）」「効果があるものに出会えていない（73歳）」「何を使えばいいのかどうすればいいのかわからん。いろいろあってお金もかかるし困っている（61歳）」などの回答があった。

メンズ化粧品も、使う人の肌質によって選ぶ際のポイントが異なる。さまざまな成分を配合したメンズ化粧水が市場に出ており、迷ってしまう人は多いようだ。

男性用と女性用、化粧水の違いは？

■質問4：あなたが使っている化粧水は“男性用”ですか？

化粧水はそもそも女性が使う物だ、というイメージの人もいるかもしれない。しかし肌荒れやニキビなどの吹き出物を気にする男性や、清潔感のあるきれいな肌で周囲への印象を良くしたいという男性が最近増えてきておりメンズ化粧水の需要も高まっている。

66.8％は「男性用」の化粧水を使用しているが、15.2％は「女性用」の化粧水を使用していると回答した。

実際に女性用の化粧水を使用している人に理由を聞いたところ、「いくつか使って自分に合うのが女性用だった（28歳）」「マイルドな感じがして、肌にやさしい｡（49歳）」「成分やテクスチュアがマイルドで微香性なところが気に入っている。乾燥し、油分が少ない肌質であることも女性用を選ぶ理由であります（67歳）」というような回答があった。

そもそも男性用の化粧水は女性用の化粧水から派生して作られたものであり、女性用は低刺激で無添加のものが多いので、刺激に敏感な男性やアトピー体質の男性にはむしろ合っている。女性用を使用しても問題はない。

しかし、女性用は肌に優しい成分で構成しているため、浸透力や効果が薄くなっている場合が多く、女性よりも一般的に肌が厚い男性には効果が薄い可能性もある。特別に弱い敏感肌でない限りは男性はメンズ化粧水を使用した方が効果がある。

アクティブなゲイの場合は、若い頃から紫外線に晒されている時間も長いもの。蓄積した紫外線のダメージは、加齢から来るものに加えて、シミやシワ、乾燥など中年以降に肌に現れてくる。

極端な若造りをする必要はないけれど、同世代より徒らに老けて見られることだけは避けたい。もしスキンケアに無頓着なら、その考え、改めた方がより長くゲイライフを満喫できるかもしれない。

ジオ倶楽部では、今後もメンズスキンケアの情報を紹介していく予定だ。

ボイスノートマガジン：https://magazine.voicenote.jp/8272/
NEXER：https://www.nexer.co.jp

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