Netflix『エリート』魅惑のイケメンたちの肉体がセクシーすぎる件
現在シーズン6が配信中、Netflixオリジナルのスペインの学園もの『エリート』は、若きイケメンたちの裸体がふんだんに拝めるうえに、ブロマンスも直接的なゲイ・ロマンスも楽しめるという、ゲイ・バイ男性にとっては”ご馳走”としか思えないドラマ。その魅力的な男性キャストを紹介する。
学年末に必ず起きる事件
2018年5月よりNetflixで配信がスタートした『エリート(ELITE)』は、物語の面白さと洗練された映像美、そして魅力的なキャストたちに注目が集まり、世界中で大ヒット。シーズンの継続が早々に決まり、2022年にはシーズン6がスタートした。
1シーズン8話で構成される学園ドラマは、基本、1シーズンで新学年開始から学年末までを描くのだが、学年末に殺人や失踪などの事件が起きたことが冒頭で明かされ、時を遡って新学年開始から事件発生までを、事件後の警察の取調べをカットバックしながら描いていく。
舞台となるのは上流階級の子供が通う”ラス・エンシナス高校”。ここに、屋根崩落事故によって閉鎖された近くの庶民の高校生3人が奨学生として転校してくるとことから物語が始まる。何不自由なく贅沢に育てられた金持ちの子供たちの中に、庶民の子供が混じることで起きる文化的ギャップや階級間格差が波紋のように広がり、エリート高校の人間関係に影響を及ぼす。
金持ちの子供が通う学校に庶民が紛れ込む設定は米国ドラマ『The O.C.』を連想させる。そこに金持ちの子供たちの奔放なライフスタイルを描いたドラマ『ゴシップ・ガール』をふりかけ、さらにNetflixのドラマ『13の理由』的な事件を組み込んでいく構成だ。
米国学園ドラマにはない「退廃」
学園ものヒット・ドラマの要素を巧みに取り込んでいるのだが『エリート』が、単なるパクりや二番煎じにならず大ヒットしているのは、他の学園ものにはないオリジナリティが際立っているからだ。
それは、退廃とエロス。アメリカの学園ドラマを見ると、日本の学園ものがいかに幼いのかを思い知らされるが、そんなアメリカの学園ドラマも『エリート』を前にすると裸足で逃げ出すレベルなほどに大人っぽい。というか、成熟を通り越して老成しているのではないかと思えるほど。
米国ドラマには存在しない、欧州ならではの貴族や王族の存在が「退廃(デカダン)」を醸し出しているように思える。また地上波やケーブルテレビではなく配信ということもあり、高校生でも飲酒・ドラッグ・性交は当たり前で、男女、男女男、男男、男男男、女女など、多彩な組み合わせの性的なシーンもふんだんに登場する。
魅惑のセクシーすぎる男性キャスト
ゲイ・バイ男性にとっても見どころたっぷりな『エリート』だが、今回はシリーズ前半のシーズン3までに登場する魅力的な男性キャストを紹介する。
■サムエル(イツァン・エスカミーリャ)
ラス・エンシナス高校の奨学生、庶民の息子。
■グスマン(ミゲル・ベルナルドゥ)
金持ち子弟のボス的存在。サムエルが気に入らない。
■ポーロ(アルヴァロ・リコ)
リッチなレズビアンの一人息子、バイ・セクシュアル。
■アンデル(アーロン・パイパー)
校長の一人息子、ゲイ。
■クリスチャン(ミゲル・エラン)
奨学生のひとり、お調子者のマッチョ。
■オマール(オマール・アユソ)
サムエルの幼馴染、ムスリムでゲイでドラッグの売人。
■ナーノ(ジェイミー・ロレンテ)
刑務所から出所してきたサムエルの兄、問題児。
■イエライ(セルジオ・モモ)
元肥満児のオタク、アプリ開発で高校生にして巨万の富を得る。
『エリート』には、ゲイ・バイ男性なら共感できるポイントや見逃せない眼福シーンも満載なので、あらためて見どころを紹介していく予定だ。
見始めると展開が気になってイッキ見したくなること確実なので、週末など時間に余裕のあるときに見ることをおすすめする。
Netflix『エリート』
(冨田格)
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