独身高齢ゲイの選択肢に加えたい、シニアのためのサービスレジデンス
特に病気を患っていなくとも、50代以降になると一人暮らしでいることに「なんとなく不安」を覚えることはないだろうか? さらに歳を重ねていくこの先の人生で、不安を少しでも軽減するための選択肢として考えたい、シニアのためのサービスレジデンスを紹介する。
目次
自分に何かあった時への不安
「今、心臓や脳に突然アクシデントが生じて倒れてしまったら、一体どうなるのだろう」、そんな考えが頭をかすめたことがある独身のゲイ・バイ男性は少なくないはずだ。
自分が健康であることに疑いを抱きもしなかった若い時分には考えたこともない、根拠のない不安。歳を重ねるほどにその不安は大きくなりはしても、何もしないまま軽減していくことは考えられない。
しかし、自分に何かあった時に近くに誰かがいる暮らしをすることは、不安の軽減につながる可能性は高いだろう。今回は、そのための選択肢となりうるシニアのためのサービスレジデンスに注目する。
「Life-styling × 経年優化」という考え
三井不動産レジデンシャル社が展開する、シニアのためのサービスレジデンス「パークウェルステイト」は、入居者に快適さと上質さに包まれた暮らしを実現する品格を備えた建物、充実した毎日の食事やホームアテンダントサービス、生涯にわたる安心の介護・医療支援を提供するブランドだ。
「パークウェルステイト浜田山(東京)」「パークウェルステイト鴨川(千葉)」に続いて、3月27日に「パークウェルステイト千里中央(大阪)」が開業する。
「Life-styling × 経年優化」をブランドコンセプトに掲げる三井不動産レジデンシャル社の「パークウェルステイト千里中央」では、どんな暮らしができるのかを紹介していく。
日々の生活の質を向上させる空間
北大阪急行線「千里中央」駅まで入居者専用シャトルバスで約10分、「千里中央」駅から大阪の中心地「梅田」駅までは電車で19分といった利便性の高い場所に立地している「パークウェルステイト千里中央」。
シニアレジデンスとして大阪府最大規模となる総居室数548室、一般居室(470室)は46.69㎡(1LDK)~78.95㎡(2LDK)の全7タイプ、さらに介護専用フロアの介護居室(78室)もある。
エントランスホールなど建物の顔となる部分は広い空間と高い天井高で、贅沢な設えを施したラグジュアリーな空間になっている。ダイニングやバーカウンターでは、入居者同士や家族と食卓を囲み予約不要で自由に食事を楽しむことができる。
また、水景や松などの植栽を臨み風情を感じる「離れ」や、季節ごとに色づく箕面の山々を眺められる「屋上庭園」など憩いの空間を設け、豊かなくらしを提供していく。
入居者のコミュニティを育む多彩な共用施設
大浴場には、露天風呂、ジャグジーに加え、体への負担が少ない「低温サウナ」や数種類のシャワーが時間差で流れ落ちアロマが香る 「エクスペリエンスシャワー」を備えている。
他にも、約1,500冊の書籍を取り揃えたライブラリーや、多目的ホール、フィットネスルーム、ビリヤードルーム、麻雀ルーム、カラオケルーム、シアタールーム、演奏室など、充実した共用施設は日々の生活をより豊かにしてくれそうだ。
これらの共用施設を活用し、「季節湯」や「子ども食堂」などの入居者同士、また、入居者と地域住民とのコミュニティを育むイベントのほか、様々なサークル活動やアクティビティの場を創出していくとのこと。
質の高い医療・介護サービスの提供
シニアレジデンスに入居を考える人にとってもっとも重要なことは、不安を軽減することにつながる医療・介護サービスだ。「パークウェルステイト千里中央」では4つのサービスを用意している。
■医療連携
社会医療法人純幸会関西メディカル病院との医療連携の他、医療法人ミナテラスによる「かすがいクリニック豊中緑丘テラス」およびファルメディコ社による「ハザマ薬局パーク緑丘店」を物件内に開設し、日々の健康管理から緊急時まで安心して利用できる医療体制を整えている。
さらに、一連の医療サービスが建物内でスムーズに完結できる環境も整備した。居室内に設置した入居者専用のタブレットから、一定時間帯の診療予約が可能であり、待ち時間を短縮することに加え、併設クリニックと薬局が電子的に処方箋を連携することにより、受診、服薬指導、薬の受け取りまでもスムーズに行うことができる。
■介護サービス
将来介護ニーズが生じたときに備え、物件内に介護専用フロアを用意。アクティブライフ社のケアスタッフが24時間常駐し見守り・生活支援サービスを提供するとともに、外部の訪問介護サービスと組み合わせることで、一人ひとりの状態に応じた介護サービスを提供する。
またウェルネスリビングでは、日常生活に不安を抱える一般居室の入居者も、食事など日常生活の一部について介助を受けることができるのも安心なところだ。
■健康サポート
フィットネスルームを利用し、COSPAウエルネス社が40年間にわたるフィットネス事業で培ってきたエイジングケアサポートプログラムと、大阪大学大学院医学系研究科との共同研究により開発した、脳・活性化プログラム「i トレ」を導入し、健康増進から機能保持・改善プログラムまで、フィジカル面の健康寿命延伸サポートサービスを提供する。
■先進的な健康・医療データ管理サービス導入
安心の医療サービスと先進の健康寿命延伸サポートの提供を目指し、三井住友銀行が運営する大阪大学医学部附属病院監修の医療版情報銀行アプリを導入、健康・医療データ管理サービスおよび予防医療から先進医療、薬・介護まで連携した新たな地域医療サービスを提供する。
優れた生活環境と、充実の医療・介護サービスが備わったシニアのためのサービスレジデンス「パークウェルステイト千里中央」。三井不動産レジデンシャル社は今後も、三大都市圏をはじめとする大都市圏を中心に「パークウェルステイト」ブランドを展開していく予定とのこと。
独身高齢ゲイ・バイ男性が抱く不安を軽減できそうなイメージは湧いてきただろうか。経済的に余裕がある場合は、「シニアのためのサービスレジデンス」を選択肢に加えて検討してみるのもよさそうだ。
パークウェルステイト千里中央
所在地:大阪府豊中市北緑丘1丁目7番5(住居表示)
公式サイト:https://www.mfrw.co.jp/parkwellstate/
(冨田格)
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