「親が70歳を過ぎたら知っておくべき、介護への備えかた」地域包括支援センター活用法を学ぶ

親と同居していても、離れて暮らしていても、高齢の親の「介護」問題に直面するのは必然のこと。

特に親が一人で暮らせていたりすると「うちの親は元気でなんでもできるから、介護保険とか関係ない」と思いがちだが、そこに大きな落とし穴がある。

「LIFULL介護」が、頼れる介護の相談窓口である「地域包括支援センター」活用法を教える無料オンラインセミナーを開催する。

いざという時はある日突然訪れる

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特に体調に問題なさそうな高齢者でも、ある日突然具合が悪くなったり、転んで怪我をして入院するという事態が発生する。

救急車で病院に付き添っていくと、まず言われることは「退院しても、以前と同じ状態で生活はできなくなります」ということ。

若い世代なら、数日から数週間寝たきりで筋肉が落ちても、リハビリしながら入院前の状態に戻すことはできるが、高齢者の場合はそのような回復は見込めない。退院すると、入院前には自分でできていたことができなくなる可能性が非常に高い。

つまり、ひとりで何でもできるから介護保険など関係ない、とは言っていられなくなるのだ。

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そしてもうひとつ言われることは「担当のケアマネージャーさんと、病院のソーシャルワーカーが連携して退院に向けての調整をします。ケアマネさんを教えてください」ということだ。

ひとりで何でもできるから介護保険など関係ない、と考えていたのだから介護認定も受けていなければ、ケアマネージャーも決まっていない。付き添いの家族は途方にくれ、パニック状態になって当然だ。

どうしていいか分からずに、市役所や区役所の介護保険を担当する部署に尋ねると、「地域包括支援センター」に相談するように言われる。介護保険を考えたこともなかった家族は、ここで初めて「地域包括支援センター」の存在を知ることになるのだ。

「地域包括支援センター」の存在を知る

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「うちの親はまだ元気そうだから大丈夫!」と思っていても、少しずつ状況は変化していく。

もしも親の変化に気が付いた時、些細なことであってもまずは「地域包括支援センター」に相談することが重要。家族から見たら問題ないように見えても、専門家が見ると対処したほうがよい場合もあるからだ。

 「親が70歳を過ぎたら知っておくべき、介護の備えかた」セミナーでは、地域包括支援センターのセンター長で、社会保険労務士×社会福祉士×ケアマネジャーとしても活躍する、介護業界のスペシャリスト山本武尊氏が登壇。

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山本 武尊 氏

親が高齢になってきていて将来の「介護」が気になる人に向けて、介護の相談窓口「地域包括センター」の存在と、その役割や活用方法について実例を交えながら解説する。

たまの帰省で直面する親の老い

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有料老人ホームや介護施設、高齢者向け賃貸など、さまざまな高齢者向けの住まいを探すことができるサービス「LIFULL 介護」では、例年、盆や正月、ゴールデンウィークなどに帰省したタイミングで、老人ホームへの問い合わせや入居相談が増加する傾向にある。

帰省して親の変化に気が付いた時、誰でも地域包括支援センターへ相談できることを多くの人に知ってほしいと考えて、このセミナーを開催することにした。

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「親が70歳を迎えている人」「親の異変が気になりはじめた人」「高齢の親と離れて暮らしている人」「遠距離の親のことが心配で、情報収集をしている人」などには、特に役に立つ内容だ。

登壇者    

地域包括支援センター センター長(主任介護支援専門員・社会福祉士)
おかげさま社労士事務所 代表(社会保険労務士)
山本 武尊

教育関連会社、医療機関でソーシャルワーカーの経験後に現職に至る。

介護現場の最前線で業務をすると共に介護業界の低待遇と慢性的な人手不足の課題解決のため介護業界に特化した社会保険労務士として開業する。現在は介護関連の執筆・監修者としての活動や介護事業所向けの採用・教育・育成や組織マネジメントなど介護経営コンサルタントとしても幅広く活躍。

「LIFULL 介護」編集長 
小菅 秀樹

神奈川県横浜市生まれ。老人ホーム・介護施設紹介業で主任相談員として1500件以上の施設入居相談に対応。

入居相談コンタクトセンターの立ち上げ、マネジャーを経て、現在は日本最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」の編集長。「メディアの力で高齢期の常識を変える」をモットーに、介護系コンテンツの企画・制作、寄稿、セミナー登壇などを行う。

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小菅 秀樹 氏

「うちの親は元気だからまだ大丈夫」と親の介護問題を考えないようにしつつも気になっている人にとって、「地域包括支援センター」の存在とその活用法を知ることは確実に有意義なこと。

いざとなった時に途方にくれたりパニクってしまわないためにも、親が元気でいる間に、利用できる介護のシステムを知り、漠然とした不安を解消しておきたい。

日時:5月12日(木)午後7時~8時15分
配信方法:ZOOMウェビナー
参加費:無料
定員:100名
タイトル: 「親が70歳を過ぎたら知っておくべき、介護の備えかた」

プログラム:

第1部 講演(30分)

地域包括支援センター センター長 山本 武尊氏
「地域包括支援センター長が教える、今からできる介護の備え」

第2部 質疑応答(45分)

申し込み締め切り:5月12日(木)午後6時

申し込みページ:https://peatix.com/event/3227114/

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