癒しを超えた自分回帰の空間「パーソナル・サウナ KUU」が表参道に誕生
加速するサウナブームのなか、誰にも邪魔されず自分のペースで楽しめる「プライベートサウナ」のオープンが相次いでいる。
5月20日に、東京・表参道にオープンする「パーソナル・サウナ KUU」は、「癒しを超えた、自分回帰の空間」がテーマだ。
癒やしを超えた、自分回帰の空間へ
パーソナル・サウナ KUUのコンセプトは、「地・水・火・風と私 癒やしを超えた、自分回帰の空間へ」。
「地・水・火・風」を元にした施設・サービス・体験を通し、すべてをリセットした自分回帰の空間を提供するとのこと。
ここでしか得られない時間がもてそうな「パーソナル・サウナ KUU」の施設とサービスを紹介しよう。
【地】森林の中にいるようなサウナ室
サウナ室はフィンランドサウナジャパン社がプロデュースした「KUU オリジナルサウナ」。サウナ室内は間接照明のみで薄暗い中でも落ち着ける空間にした。サウナ室の温度は80～90℃になっており、ロウリュも利用できる。
個室内にはフィトンチッドを導入。ほんのりと森林の中にいるような自然溢れる香りが出迎える。
また最高のリラックスのために、アームにチーク材を施した有名ホテルなどでも使用されている「BREEZE CLUB CHAIR（ブリーズクラブチェア）」を用意。上品なグレーのパウダーコート仕上げで、シート生地はフランス・セルジュ・フェラーリ社の「BATYLINE」を使用。
サウナで暖まり水風呂で落ち着いた後は、チェアでゆっくり休憩を挟むことで身体への負担を減らせるうえ、サウナ浴と水風呂の刺激による効果を最大限に引き出すことができる。
また、サウナではロウリュを好きなタイミングで楽しめる。ロウリュ口にアロマ水を注ぐと、内部のエンジェルドリッパーにより、サウナストーンへ均一にロウリュが拡散し大量の蒸気が発生する仕組みになっている。
安全性を第一に考えてサウナストーブ周辺を囲い、万が一の火傷にならないよう配慮もしている。
【水】肌に優しい軟水の水風呂
「パーソナル・サウナ KUU」は、個室サウナとしては珍しく全室に水風呂を設置した。
信楽焼（しがらきやき）の陶器のバスタブは「KUU」のためのオリジナル。信楽焼本来の風合いをそのままに成形から焼成まで職人の手作業で作られた。
また、水にもこだわり、硬度成分を限りなくゼロに近づけた肌に優しい軟水を採用。肌当たりの良い軟水を採用することで、サウナ後の「肌のかさつき」や「髪のパサツキ」などのトラブルをサポートする。
シャワーヘッドはミストシャワーを採用、毛穴の汚れも落とすウルトラファインバブルの「ミスト水流」と、浴び心地にこだわった「ノーマル水流」を切り替えられる。
【火】炎のゆらぎの効果を満喫
個室内には暖炉を設置した。
炎を見つめることで、ゆらぎ効果「1/fゆらぎ」を感じることができる。チェアに座り、ボーっとゆらぐ炎を見つめることで無の境地に至れそうだ。
この暖炉、実は火は使っていない。本物の炎のようにゆらぐ炎は水蒸気で表現しているので、触れても火傷の心配がなく安全だ。
【風】オリジナルアロマに満ちた空間
「KUU」のエントランスは、オリジナルアロマの癒しの香りで満ちた空間。
アットアロマが「KUU」のためにプロデュースし調合したアロマは、天然100％の精油で作られており、植物性アロマの香り成分がもつ恩恵が受けられる。石油由来の合成香料が原料である芳香剤や香水、化粧品のような強い匂いではなく、日本人の感覚にマッチした柔らかく、本能的に心地良いと感じる香りだ。
ロウリュのアロマ水は、「“more natural ” ～ 自然と一体化する ～」「”more mindfulness” ～ マインドフルネス ～」をコンセプトにした2種類のオリジナルアロマを採用した。
エントランスは、パネル内部で水が流れ落ちるアクアウォーターパネル（滝）を配し、視覚に響く空間を目指した。
エントランスからメイン通路にわたって、土壁・左官壁を用いて雨風で変化をもたらす地層をイメージし、凹凸のある地球の大地の質感を表現している。アイボリー色の左官材を職人技で異なる5種類のオリジナルテクスチャーでデザインし、「KUU」のコンセプトを表現した。
ハッテン目的ではない、ガチのサウナーにとっては新たな「ととのい」の境地に辿り着けるかもしれない、注目のパーソナル・サウナの誕生だ。
パーソナル・サウナ KUU
所在地：東京都港区北青山3-9-2 AQUAビル1F
営業時間：午前9時～午後11時30分
定休日：不定休
価格：（70分）5,500円／リピート予約：（70分）5,170円
公式サイト：https://www.sauna-kuu.com/
※価格はすべて税込
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