【動画あり】これぞ、筋肉太鼓!無駄を削ぎ落とした肉体が鼓舞する「DRUM TAO」の新作舞台
コシノジュンコがデザインした衣装を鍛え上げた肉体にまとい、一心不乱に和太鼓を叩く姿は、まさに「筋肉太鼓」だ。
世界観客動員900万人を達成した「DRUM TAO(ドラムタオ)」2022年度全国ツアー「KAIKI」が5月7日(土)より開幕した。東京では、6月29日(水)~7月3日(日)に全6公演が決定した。
「原点回帰」がテーマの全国ツアー
鍛え上げた肉体と和太鼓。さまざまなものを必要最小限までに削ぎ落としたシンプルな舞台だからこそ、その力強い音の響きは、男の心に原初的な興奮を呼び起こす。
「DRUM TAO」は、「和太鼓」を驚異のパフォーマンスで表現する、想像を完全に裏切る新時代「THE日本エンターテイメント」グループ。
2016年のオフ・ブロードウェイでは全公演ソールドアウト。ニューズウィーク誌が、「TAOは日本を世界へ売り込む『顔』になる!」と絶賛した。
2017年にはメジャーデビューを果たし、iTunesでは5カ国でワールドチャートTOP3入り。2019年4月には、大分県竹田市に常設会場「TAOの丘 野外劇場」をオープン。
2023年の活動30周年を目前に控えた「DRUM TAO」は、2022年の新作舞台のテーマを「原点回帰」と定めた。
和太鼓に初めて触れた瞬間の気持ち、TAOに出会ったときのあの気持ち、そんな根本からの”原点回帰”を追求する。人間本来の「強さ」を、精神性高い世界観で表現する、渾身の舞台が全国を回っている。
メンバーが「KAIKI」に懸ける想い
「DRUM TAO」のメンバーたちに、どんな「原点回帰」をして舞台を作り上げてきたのかを尋ねた。
フランコドラオ(演出家)
「自分たちがなぜ太鼓に、TAOに憧れたのか見つめ直し、太鼓と対峙して創り上げた作品です。エンターテイメント性もありつつも、基本に立ち返ったので、『聴きごたえ』のある作品となっています」
西 亜里沙(座長)
「TAOの29年間を表すような作品です。かつての楽曲を2022年版にリメイクしたものもあり、中には私自身、入団して最初に演奏した曲もあります。昔から応援していただいている方も、初めてTAOをご覧になる方にも楽しんでいただける作品です」
江良 拓哉(パフォーマー兼演出補佐)
「それぞれが原点回帰をテーマに、入団した当時の気持ちを思い出しながら制作しました。過去の曲も演奏してみると今『良い!』と感動する新たな発見もあり、逆に新鮮でしたが、もちろん新曲も散りばめています。30周年を目前にした『原点回帰』への挑戦をぜひご覧ください」
岸野 央明(パフォーマー兼舞台美術担当)
「『KAIKI』がただの作品タイトルではなくてコンセプトになっているので、僕たち自身が初心にかえって研修生の頃のように真剣に練習するのを前提に、トレーニングの仕方や練習方法自体を見直したので、久々に全員筋肉痛です(笑)。叩きまくる僕達の姿にもご注目ください」
「KAIKI」の東京公演は、6月29日(水)~7月3日(日)に全6公演が決定した。
無駄を削ぎ落とした肉体が繰り出す圧巻の舞台に浸ると、自分の内なる野生が刺激されそうだ。
DRUM TAO「KAIKI」東京公演
作・演出:フランコドラオ
出演:DRUM TAO
会場:EXシアター六本木(6月29日~7月1日)TOKYO DOME CITY HALL(7月3日)
チケット料金:8,500円(税込)
公式サイト:http://www.drum-tao.com/