老後を楽しくするために独身ゲイは自炊を始めよう「冷食使いになって自炊気分を高める」
健康寿命をのばすため、また老後資金のための節約にもなる「自炊」の重要性を考えていくシリーズ。前回「まずは家で米を炊く」では主食を自分で用意することから始めてみようと提案した。
今回は自炊を始めるためのアイテムとして、冷蔵庫と電子レンジを導入して「冷凍食品」を活用することを考えていく。
冷蔵庫は自炊の必須アイテム
炊飯器を購入して家で米を炊くことを始めてみただろうか? ひとまず「おかず」は惣菜を購入して、味噌汁はインスタントで自炊気分を楽しめたなら、次のステップに進みたい。
自炊をしていくためには、炊飯器の次に欠かせないものがある。それが冷蔵庫だ。
料理をするために購入した食材、特に野菜などは1回で使い切るのはなかなか難しいもの。また、味噌などの調味料や、1度には食べきれない食品を保存するために冷蔵庫は必須だ。
自炊はしないけれども飲み物などを冷やすために冷蔵庫は持っている人はいいのだが、家に冷蔵庫がないけれどもこれから自炊に取り組んでいきたいならば購入することを考えたい。
さらに、自炊の強い味方になる電子レンジの購入もあわせて考えてほしい。
電子レンジといえばコンビニで買った弁当などをその場で温めてくれるレジ内にあるもの、という認識の人もいると思うが、自分の部屋に電子レンジがあると自炊の手間が大きく省けて楽になる場合が少なくない。
自炊を続けていくためには、できるところは「楽をする」というのは、とても重要なことだ。
冷蔵庫と電子レンジを選ぶ基準
冷蔵庫を購入するならば、少しだけ大きめのものを検討することをおすすめする。
「一人暮らしだからコンパクトなサイズで十分だろう」と考えがちだが、実際に自炊を始めると収納できるスペースが少ないことがストレスになることは筆者の体験上よくわかる。
冷凍室は必須だが、可能だったら野菜室もある3ドアタイプを選ぶ方がより自炊には便利だ。野菜室のある3ドアになると価格が高くなるので手が出ないということなら、2ドアでも容量が大きめのものを選びたい。
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逆に電子レンジは、オーブンなど多機能なものではなく、シンプルなものでも構わない。もちろん余裕があるなら多機能で高価格帯にものを購入しても構わないのだが、温め機能以外は使う機会がほとんどない可能性もある。
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冷凍食品を活用して自炊気分を高める
冷蔵庫と電子レンジを用意できたら、自炊のステップを一段階あげていこう。次のステップとしては、スーパーなどで惣菜を購入するのではなく、冷凍食品を活用することを考えたい。
食品の冷凍技術は日々進歩していて、最近の冷凍食品の味は格段に美味しくなっている。電子レンジで決められた時間加熱をするだけで、手軽に美味しい料理を準備できるのはありがたい。
買ってきた惣菜よりも、温めたばかりの冷凍食品の方が美味しさを実感できるかもしれない。
スーパーやコンビニの冷凍ケースに並んでいる冷凍食品から、電子レンジで温めるだけで食べられる物を購入してもいいが、副菜などもセットになった通販の冷凍食品を利用する方法もある。
たとえば冷凍宅配食で人気を集めている「nosh(ナッシュ)」の場合、1つのパッケージ(弁当)に主菜と副菜がセットになっているだけじゃなく、専属シェフと管理栄養士が開発したすべての商品は糖質30g以下、塩分2.5g以下の栄養価を満たし、手軽に栄養管理ができるようになっている。
nosh:https://nosh.jp/
炊飯器で主食を用意して、おかずは電子レンジであたためるだけ。とても簡単に、かつ自炊気分を高めることができるので、興味を持った人はこのステップにぜひ進んでほしい。
冷凍食品を家に常備しておくのは便利なだけじゃなく、体調を崩したり、インフルエンザやコロナ、今後はサル痘などに感染して自主隔離をせざるを得なくなった時も重宝する。いわば「非常食」にもなるので、独身ゲイのライフハックとして活用できる面もある。
米を炊き、冷凍食品を使いこなして自炊気分が高まってきたら、次のステップに進んでいきたいのだが、その話はまたの機会に。
(冨田格)
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