【動画あり】いい男たちのイチャつき場面は必見!世界の最新ゲイ映画ガイド
昨年末のNetflix「パワー・オブ・ザ・ドッグ」、6月のディズニープラス「ファイアー・アイランド」と、注目のゲイ映画が続々と公開されているが、この波はまだまだ続きそうだ。
2022年夏以降に公開が予定されている世界のゲイ映画&ドラマをまとめて紹介しよう。
40代で独り身に戻ったゲイの男探しドラマ
シングル・アゲイン(原題:UNCOUPLED)
まずは、7月30日に配信がスタートしたばかりのNetflixオリジナルシリーズ「シングル・アゲイン」。
マンハッタンで成功をおさめた40代の不動産業者マイケル・ローソンは、17年間一緒に暮らすヘッジファンドマネージャーのパートナーにいきなり別れを告げられ、完璧だと思っていた生活が足元から崩れ落ちてしまう。
再びシングルに戻ったマイケルは、GPSアプリが出会いの中心となっている2020年代のゲイのデートシーンにカムバックするのだが。
アプリの出会いに慣れない40代のゲイが体験する、さまざまな出会いとトラブルを描く、シーズン1全8話が一挙配信開始。
Netflix:https://www.netflix.com/browse?jbv=81465093
ゲイのラガーマン2人が交わす秘密の恋
イン・フロム・ザ・サイド(原題)
南ロンドンの架空のゲイラグビークラブを舞台にしたロマンス映画。ある夜、酔っぱらった2人の選手は秘密の情事を始めるが、その情事は彼らの関係や結束の固いラグビー・コミュニティを狂わせようとする。
ロッカールームでのドラマとフィールドでのドラマが同居するこの映画は、9月14日のイギリスでのロードショー公開を前に、世界各国のゲイ関連の映画祭で話題になり、多くのファンを獲得しているそうだ。
アメリカ公開は未定、日本での公開に期待したい。
公式サイト:http://www.infromthesidemovie.com/
ハリウッドメジャー初のゲイ・ラブコメ
BROS
9月のトロント国際映画祭でワールドプレミア、9月30日にユニバーサルピクチャーズ配給で全米公開が決定している、ハリウッドメジャースタジオ初のゲイ・ロマンチックコメディ。
人気コメディアンであり俳優のビリー・アイクナーが、ニコラス・ストーラー監督と共同で執筆した脚本で、ビリー本人が主役を演じる。人生を共に過ごすパートナーとお互いの許容範囲を見つけることがいかに困難であるかを描く物語。
パートナー役は、「シングル・オール・ザ・ウェイ」のルーク・マクファーレン。他にも「ファイアー・アイランド」のボウエン・ヤン、ドラマ「スキャンダル」のギレルモ・ディアスなど、性的マイノリティ当事者のキャストが脇を固める。
公式サイト:https://www.brosthemovie.com/
40年の時を超えた真実の愛
僕の巡査(原題:My Policeman)
「BROS」と同じく、トロント国際映画祭でワールドプレミアとなる、ハリー・スタイルズ主演の「僕の巡査」。
スタイルズは、1950年代のトムというゲイの警官を演じ、パトリックという博物館の学芸員(デヴィッド・ドーソン)と恋に落ちるが、当時は同性愛が認められておらず合法でもなかったため、マリオンという教師(エマ・コーリン)と結婚する道を選ぶ。
40年の時が経ち、1990年代、妻と後悔に満ちた日々を送っている年老いたトム(ライナス・ローチェ)の前にパトリック(ルパート・エヴェレット)が現れ、トムに本当の幸せと愛を見つけるチャンスを与えてくれる。
10月21日に米国の一部の劇場で公開し、11月4日よりAmazonプライムビデオで配信する予定だ。
あの名作が新キャストで生まれ変わる
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
トム・クルーズとブラッド・ピットのキスシーンが話題を呼んだ、1994年のゴシックホラー「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」。アン・ライスの古典的なゴシック小説を、新たなキャストで、AMCネットワークが制作するドラマとして生まれ変わる。
トム・クルーズが演じたレスタトにはサム・リード。ブラッド・ピットが演じたルイは、「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェコブ・アンダーソンが演じる。
シーズン1全8話は、10月2日よりAMCで放送開始。同時にストリーミングサービス「AMC+」でも配信を開始する。
ここで紹介した以外にも、世界各国で多くの新作ゲイ映画が公開されていく。今後もジオ倶楽部では最新のゲイ映画情報を紹介していく予定だ。
(冨田格)
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