英国王室とホワイトハウスを舞台にした壮大なゲイ・ロマコメ映画が制作中
アマゾンプライム・ビデオで配信予定の新作「Red, White & Royal Blue(レッド、ホワイト&ロイヤルブルー)」は、再選を狙う米国初の女性大統領の息子と、英王室の王子との間で繰り広げられるロマンチック・コメディ映画。
現在、制作進行中のこの作品をいち早く紹介する。
大統領の息子と王子との恋を描く
「Red, White & Royal Blue」は、2019年刊行のケイシー・マクイストンによる同名のヤングアダルト小説が原作だ。
主人公は、2020年の再選を目指すアメリカ初の女性大統領の息子アレックス・クレアモント=ディアスと、英国の王子ヘンリー・フォックス=マウントクライステン=ウィンザー。
米国ホワイトハウスと、英国王室という壮大な舞台で、若い男2人のロマンスが描かれるという前代未聞のロマンチック・コメディだ。
映画では、アレックス役をテイラー・ザカー・ペレスが、ヘンリー王子役をニコラス・ガリツィンが演じる。ちなみにアレックスの母で、大統領のエレン・クレモント役はユマ・サーマンが演じている。
ロマコメの王道をいくストーリー
「Red, White & Royal Blue」に関して、CBR.comが6月18日に公開した記事「Red, White & Royal Blue Will Be Prime Video’s Next Big Rom-Com」を引用してその内容を紹介する。
「Red, White & Royal Blue」は、日本でも公開された映画「ロスト・シティ」や、ディズニープラスで配信中の「ファイアー・アイランド」など、久しく途絶えていたロマンチック・コメディ映画復活の流れにのる作品だと位置付けている。
映画化される『Red, White & Royal Blue』は、ロマコメとして広く成功することが予想される。なぜなら、古典的な常套句をすべて利用しながら(そして最悪のものは避けながら)、それを取り入れる方法が革新的だからである。
Netflixの「ブリジャートン家」シーズン2におけるケイトとアンソニー(ジョナサン・ベイリー)のように、アレックスとヘンリー王子は、最初は敵対しながらもお互い好意を抱いていることに気づき、敵から恋人へ発展していく、というロマコメの典型的な図式を踏襲している。
アレックスとヘンリー王子は、最初は誤解からお互いを憎みうのだが、本当の意味で親しくなる前に、偽りの親しさを演出せねばならなくなり、偽りのデートから親友、そして恋人へというステップを踏んで行くのだ。
https://www.cbr.com/red-white-royal-blue-prime-video-big-rom-com/
幾多のロマコメ映画で見てきたような展開を、ホワイトハウスと英国王室を舞台に、2人の若きイケメンが演じるとなると、俄然、作品への期待がふくらんでくる。
撮影現場でも仲良しの主役2人
Outの記事「‘Red, White & Royal Blue’ Co-Stars Get Really Close in New On-Set Pics(「レッド・ホワイト・アンド・ロイヤルブルー」共演者、仲良しショット公開)」では、撮影中のテイラーとニコラスの仲良しぶりを紹介している。
作品の完成と配信開始が楽しみな「Red, White & Royal Blue」。ジオ倶楽部では、今後も新たな情報を紹介していく予定だ。
(冨田格)
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