『マジック・マイク』男性ストリッパー”チャニング・テイタム”が帰ってくる
チャニング・テイタムが男性ストリッパーを演じる映画『マジック・マイク ラストダンス』の公式予告編が公開され、全米のゲイが沸き立った。シリーズ完結編となる新作映画の最新情報を紹介する。
・男性ストリッパー映画『マジック・マイク』の舞台版を日本でも見たい!
映画から舞台、そして再び映画へ
11月12日に、映画『マジック・マイク』のミュージカル版舞台『マジック・マイク・ライブ』を紹介したばかりだが、さらに新しい情報が届いた。
ワーナー・ブラザースが、チャニング・テイタム主演の男性ストリッパー・シリーズの3作目にして最終作となる『マジック・マイク ラストダンス』の公式予告編を公開したのだ。
18歳の頃に、実際に男性ストリッパーとして舞台に上がっていたというチャニング・テイタムの経験に触発された脚本を元にした2012年の映画『マジック・マイク』(スティーブン・ソダーバーグ監督)は、作品としての評価も高く、興行的にも大成功をおさめた。
さらに、2015年に続編『マジック・マイクXXL』が公開され、その後ミュージカル版の舞台『マジック・マイク・ライブ』プロジェクトが進行。
現在、ロンドンとラスヴェガスで常設公演をしながら、英国・米国でのツアー興行も行っている。
目指すは男性ストリップのスーパーボウル
『マジック・マイク ラストダンス』は、一作目の『マジック・マイク』を監督したスティーブン・ソダーバーグが復帰。
チャニング・テイタム演じる「マジック・マイク」ことマイケル・レインのビジネスプランが破綻した後、一儲けするためにマイアミの洒落たイベントでバーテンダーをしているところから始まるという。
そんなマイケルが、ある富豪の女性(サルマ・ハエック)と出会い、セクシーな男性ストリップショーを実現するためにロンドンへと旅立つ。
テイタムは、People誌にこう語っている。
「今回は、男性ストリップの”スーパーボウル”を描くんだ。前2作では実現できなかったようなダンスを披露する。前2作では、私たちは男性ストリップの現実に即した描き方をしてきたけれど、正直にいえば、それは決して素晴らしいダンスではなかったからだ」
たしかに、映画『マジック・マイク』の2作品で描かれたダンスシーンと、ミュージカル『マジック・マイク・ライブ』におけるダンスは、そのクオリティも迫力もまったく別物だ。企画・監督として『マジック・マイク・ライブ』を作りあげていく過程で、映画完結編を実現したいという考えになったとしても不思議ではない。
全米では2023年2月10日に公開予定。日本でも、なるべく早く公開されることを期待したい。
(冨田格)
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