BL未満、ブロマンス以上の2人の若者の絆を描く中国ドラマ『君を見つけた～僕の最愛の友達～』8月日本初放送決定
アジアで沸騰中のBLドラマブームだが、今度は中国から話題のドラマが日本初上陸する。といっても、いわゆるBLドラマとはテイストが微妙に異なる作品のようで、肉体的というよりも精神的な絆に焦点をあてた、BL未満、ブロマンス以上の物語。
CS衛星劇場で、8月15日（月）より日本初放送する中国ドラマ『君を見つけた～僕の最愛の友達～』（原題：最好的朋友）を紹介しよう
キャンパスで強く惹かれ合う2人の若者
なぜ「BL未満、ブロマンス以上」なのかというと、このドラマでは男同士のハグとかキスとか、もしくはそれ以上の肉体的な接触は描かれないらしい。とはいえ若者同士がお互いを意識して思い合う感情は濃厚に描かれるとか。
中国の日本語学院大学を舞台に描かれる、充実したキャンパスライフを送る個性豊かな若者たちの成長と友情、愛の物語だ。
『君を見つけた～僕の最愛の友達～』物語
2007年の青島。新年度を控えた8月31日、一足早くリン・シャオは日本語学院大学の寮にやってくる。まだ電気も通っていない静けさが漂う寮で一夜を明かす。
誰もいないと思われた寮には、リン・シャオと同じくひっそりと一夜を過ごす同級生のシャオ・ニエンがいた。
翌日、新入生が次々に入寮してくる。ルームメイトのジー・ザイ、負けん気の強いアネゴ肌のシエ・ティンフォンらと賑やかなキャンパスライフをスタートさせる。
ある時、シャオ・ニエンはリン・シャオの部屋で、大ファンである芸能人とリン・シャオが一緒に写っている写真を見つける。きっかけは、憧れの芸能人と親しくなりたい気持ちだったシャオ・ニエンだがリン・シャオと同じサークルで活動し、接点を多く持つ内に、内面に抱えた孤独、人知れず背負っている責任、将来の夢など知っていく。
いつしかシャオ・ニエンとリン・シャオはお互いかけがえのない存在となり、衝突を重ねながらも友情を育んでいく。
もどかしさ全開の胸キュンドラマ
中国ドラマ『君を見つけた～僕の最愛の友達～』全24話は、8月15日（月）より、CS衛星劇場で毎週月曜日の午後11時から2話連続放送を開始する。
濃厚な肉体的接触に焦点をあてるBLドラマも多いなか、はっきり言葉にできないとか、相手に触れたいけれど触れられないとか、そんなもどかしい気持ちを描くドラマは、逆に新鮮で注目を集めそうだ。
「好き」という気持ちだけが心の中で膨らんでいきながらも、それを相手に伝えることも、行動に移すこともできなかった。多くのゲイが経験したはずの、若い時代を思い出して、キュンキュンしてしまいそうだ。
『君を見つけた～僕の最愛の友達～』
2020年/中国/全24話
監督・脚本：李泊竜(リー・ポーロン)
出演：徐新馳（シュー・シンチー）、陳沐（チェン・ムー）、王悦伊（ワン・ユエイー）、王一鈞（ワン・イージュン）ほか
詳細：https://www.eigeki.com/special/kimiomitsuketa
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