全英熱狂!男同士の熱く激しい社交ダンスを魅せたセクシーなゲイのダンサー
英国の人気長寿リアリティショー『ストリクトリー・カム・ダンシング』で、2022年にカミングアウトしているゲイの元サッカー選手が、同性のプロ・ダンサーとのダンスを披露。審査員にも視聴者にも絶賛され、大きな話題となった。髭のイケメンのプロ・ダンサーも、もちろんゲイだ。
ストリクトリー・カム・ダンシングとは
2004年からBBCが放送している人気長寿リアリティショー『ストリクトリー・カム・ダンシング(Strictly Come Dancing)』は、有名人がプロのダンサーと組んで、主に社交ダンスとラテンダンスで競うダンスコンテスト。
土曜日の夕方にその週のダンス対決を放送、審査員と視聴者の採点によって決まった審査結果は、翌日曜日の夜に放送。勝者は次のステージへ進んでいくという形式だ。
もともとは1970年代に放送されていた長寿番組『カム・ダンシング(Come Dancing)』の続編として企画された。現在は秋からクリスマスにかけて、毎年新シーズンを放送。そのほかに、クリスマス特番やチャリティー特番も数多く制作されている。
同性のパートナーを選んだ理由
2022年の『ストリクトリー・カム・ダンシング』に挑戦したのが、カミングアウトしている元サッカー選手で、BBCに所属するテレビ・ラジオのパーソナリティでもあるリッチー・アンダーソン(Richie Anderson)。
アンダーソンは1987年10月13日生まれ、かつてはサンデーリーグの「クームズウッドF.C.」に所属していた。現在は、BBC Radio 2で平日の朝にトラベル・レポートのプレゼンターを担当している。
アンダーソンは、『ストリクトリー・カム・ダンシング』シーズン20に挑戦するにあたり、BBCからダンスのパートナーを同性または異性のプロダンサーのどちらかを選択するチャンスを与えられたという。
Metro紙の取材に対し、彼はこう説明した。「彼らは実際に私に選択肢を与えてくれました。”女性か男性のどちらかのパートナーと一緒に出たい?”という感じだったんだ」。
リッチーに、男性同士のデュオとして出場することを勧めたのは、長年のボーイフレンドであるディーン・イーグルスだという。
「2人の10年目の記念日にディーンに話したら、彼は “男性パートナーを選ばなきゃダメだよ、イギリスではプライド50周年なんだ から”と言ってくれた」
https://www.thepinknews.com/2022/09/23/richie-andersons-strictly-come-dancing-same-sex-partner/
ダンス・パートナーはイケメン・ゲイ
アンダーソンのダンス・パートナーとなったのは、プロ・ダンサーのジョヴァンニ・ペルニーチェ(Giovanni Pernice)。
アンダーソンとペルニーチェは、ワム!を彷彿とさせるポップなダンスから、動物の着ぐるみ着用のコミカルなダンスで毎週視聴者を惹きつけていった。
そして大きな話題を呼んだのが、魅惑の社交ダンスだ。
二人は揃いのキラキラしたジャケットを着て、両手に杖を持ち、バリー・マニロウの「Dancin’ Fool」に合わせて、軽快なフットワークとエネルギッシュなダンスで視聴者を魅了した。さらに、ビヨンセの「Single Ladies」のMVの振り付けを取り入れたことで、多くの人が「もっと見たい!」と感じたという。
この2人のダンスに騒然としたファンは、ツイッターで素晴らしいダンスを賞賛し、審査員の評価も高く、高得点を獲得した。
ダンスの素人のアンダーソンがここまで素晴らしい社交ダンスを踊ってみせることができたのは、なによりパートナーのペルニーチェのリードに他ならない。ペルニーチェのインスタグラムのアカウントでは、ときおりセクシーな上裸画像や、リアル・パートナーとの2ショットも公開しているので、気になる人はチェックしてほしい。
番組公式サイト:https://www.bbc.co.uk/programmes/b006m8dq
※参考記事:Pink News
(冨田格)
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