”馬×上裸の筋肉男子”野性味あふれるチャリティ・カレンダーの誘惑
欧米には、逞しい男たちがその魅力的な肉体をカレンダーで晒すことで何らかのチャリティに協力するという、素晴らしい文化が定着している。今回紹介するのは、”馬×上裸のマッチョ”という魅力的な組み合わせのチャリティ・カレンダーだ。
マッチョなイケメンと馬の魅力
オランダで2010年より毎年作られているのが「Horse and Hunk（ホース・アンド・ハンク）」というカレンダー。「Hunk」とは、立派な体格の男、ハンサムな男、イケメンなどを意味する言葉だ。
馬と種馬、もとい、上裸のマッチョなイケメンを拝める「Horse and Hunk」のアイデアが生まれたのは2009年のこと。オランダの都市ドロンテンにある農業系の大学の「馬術経営学」コースの最終年に「起業家精神」というテーマを取り上げ、さまざまなアイデアが話しあわれた。
その中から誕生したのが「Horse and Hunk」だ。オランダでは、美しい女性が登場するカレンダーは数多くあるものの、美しい男性が登場するカレンダーは非常に稀な存在だった。
タフな男性への情熱と美しい馬への情熱、という2つの情熱を結びつけた「Horse and Hunk」は大きな反響を呼び、2010年のドロンテンで最高の「学生企業」に選ばれた。
「Horse and Hunk」の収益は、「ブルック動物病院」を支援するために使われているとのこと。
馬に負けないワイルドな存在感の男たち
農業大国であり、馬術も盛んで、フリースラント州に起源をもつ”フリージアンホース”も有名なオランダでは、日本からは考えられないくらい生活の中に”馬”の存在感が大きい。
「Horse and Hunk」に登場する男たちは、鍛え上げた肉体が見事なのはもちろんだが、馬に臆することなく馴染み、そして馬に負けないワイルドな存在感を放っているところが、なんとも魅力的だ。
2023年版の「Horse and Hunk」カレンダーは現在発売中。興味のある人は公式サイトからチェックしてほしい。
（冨田格）
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