イケオジ写真家マイク・ルイズの新作カレンダーは”犬とマッチョ”祭り
ブランドのオフィシャルや雑誌など、ハイ・ファッションの世界で活躍するゲイのイケオジ写真家マイク・ルイズ。女性も男性もモデルの艶っぽい魅力を引き出すことに長けたルイズは、毎年男性ヌードのカレンダーを作成している。”犬とマッチョ”をテーマにした2023年のマイク・ルイズのカレンダーを紹介する。
マイク・ルイズってどんな人?
マイク・ルイズは、1964年にカナダのモントリオールで生まれた。最初は俳優を目指してアメリカに渡り、10年間モデルとして活動後、ロサンゼルスに移り演技を学ぶ。1997年には、インディペンデント映画『Latin Boys Go to Hell』に出演した。
芸能活動と並行して28歳のとき、ルイズは写真の世界に足を踏み入れた。カメラの複雑な仕組みを独学で学び、数年かけて自分の作品で生計を立てられるようになった。多くの有名ファッション雑誌や、ブランドのキャンペーンなどの撮影を担当。
また、ヴァネッサ・ウィリアムズ、ケリー・ローランド、ジョディ・ワトリー、トレイシー・ローズなどのミュージック・ビデオの監督としても活躍。『ルポールのドラァグ・レース』『カナダズ・ネクスト・トップ・モデル』などのリアリティ番組に、セレブ写真家や審査員として出演している。
私生活では2016年に前のパートナーと死別し、その後巡り合ったウェイン・シャッツと2019年5月に同性婚した。
犬とマッチョがテーマの理由
マイク・ルイズが毎年製作しているカレンダーは『Mutts & Muscles』。その名の通り、カッコいい肉体のマッチョな男たちを集めたセクシーなアイテムだ。
このカレンダーの収益すべてを毎年異なる団体に寄付している。2023年版の寄付先についてルイズはこう語っている。
2023年のカレンダーは、ペンシルバニア州にある犬の保護施設”Harley’s Haven Dog Rescue”に寄付します。彼らは、捨てられたり、放置されたり、虐待されたりしている犬たちを、苦しい環境から連れ出して愛情あふれる家を見つけるために貢献しています。
『Mutts & Muscles 2023』のために、全米やカナダから22人のマッチョな男性モデルが集まってきた。これは、『Mutts & Muscles』の歴史のなかでも最大の人数だという。
ルイズは犬の保護に関して、特別な思いを抱いているようだ。
2012年、私は、オリバーという名のピットブルタイプのかわいい犬に夢中になってしまいました。彼は、私がロサンゼルスにいたときに滞在していた親友のティム・ブロックによって養育されていたのです。彼のブラウンの瞳に一目惚れしました。24時間以内に養子縁組の書類をすべて書き上げ、彼は私の息子となりました。
私は、責任ある父親として、ピットブルタイプの犬を育てるために必要な情報をすべて備えておきたかったので、いろいろと調べました。するとゾッとするような事実に行きあたったのです。
アメリカでは、毎年多くの犬が捨てられ、虐待され、放置されていることを知りました。このかわいそうな犬たちを助けるために何かしなければ、そんな思いが2023年の『Mutts & Muscles』を製作するきっかけになりました。
私の目標は、世界中の犬の窮状を訴えるために募金と意識を高めることです。
イケオジ写真家の、マッチョと犬に対する熱い想いが詰まった『Mutts & Muscles 2023』。犬好き、そしてマッチョ好きなら家に飾りたくなること確実だ。
『Mutts & Muscles 2023』購入ページ
※参考記事:Out
(冨田格)
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