【後悔先に立たず】ゲイが若い頃の自分に贈りたい恋愛成就のアドバイス
ある程度年をとり、それなりに経験を重ねてくると、若い時代に自分がやらかしてきた失敗の理由が見えてくるもの。今の自分なら同じ失敗は繰り返さないのに、そんな思いのゲイ男性たちが「若かった頃の自分に贈りたい恋愛を成功させるためのアドバイス」を紹介する。
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若い頃に経験した痛い思い
若い頃から、恋愛に関しては負け知らず。思いはすべて実現させてきた。あなたがそんなゲイ人生を送ってきたのならば、ここから先は読んでも共感することはないと思う。
逆に、若い時代は好きになった人に想いが伝わらなかったり、相手の反応を読み違えていたり、ハナから望みのない人を好きになって一方的に傷ついたり、そんな痛い経験がある人はそこで多くの教訓を学んできたはずだ。
ある程度年齢も恋愛経験も重ねてきた今だからこそ、若い頃の恋愛が上手くいかなかった自分にアドバイスしたいことはないだろうか。
大人ゲイの心にも刺さるアドバイス
ゲイのユーザーが多い米国のあるネットフォーラムで大人のゲイ・バイ男性たちが、「若い頃の自分に伝えたいデートのアドバイス」というテーマでさまざまな意見を交わした。
そこに投稿されたものの多くは、日本の若いゲイにも有益で、かつ大人ゲイの心に刺さるものが多い。その中から厳選したアドバイスを紹介しよう。
「好きな気持ちは恥ずかしがらずにちゃんと伝えろ」
「自信を持て!今の自分に足りていないことを引け目に感じるのはやめなさい」
「一つの恋愛が終わったらすぐに新しい誰かに飛びつくのではなく、しばらくは一人で過ごして自分がどんな人間なのかを知ることも重要だ。本当に求めているのは、どんな人でどんな関係なのかが見えてくるはずだ」
「ノンケを口説きおとしても、長くは続かない」
「落ち着きなさい、シンデレラ。お前が望むような王子様はこの世に存在しないし、愛はおとぎ話じゃない」
「ゲイである自分を受け入れていない男とは付き合っても無駄」
「今、つきあう相手がいなくとも、勉強や仕事などやるべきころに力を注げば、いずれいいことがあるから心配しないで。焦る必要はない」
「他人を喜ばせようと自分を偽ってもうまくいかない」
「リラックスし、呼吸を整え、その瞬間を楽しみなさい」
「恥ずかしがらず、ありのままの自分をみせなさい。彼に夢中になりすぎて、彼を喜ばせることだけを考えるのではなく、自分を最優先にすること」
「彼がまだ自分に興味を示していないのに、交際が始まったと勘違いしないこと」
「自分を安売りしない。誰かに好かれるために自分を変えようとしない。難しいことだけど、できるだけ自分に正直でいること」
「拒絶されることを恐れず、本当の自分を隠さないこと。魅力的だと思った人には笑顔で挨拶すること。自分が誰にも求められていないと考えないこと」
「自分の中で付き合う人を選ぶ基準を持ちなさい。華やかで注目されそうだからという理由で、内心疑わしいと思うような人たちと過ごして時間を無駄にしないこと」
「物事を考えすぎないこと。デートしたりエッチしたとしても、その大半は真剣な何かにつながることはないのだから」
「ありのままを楽しめばそれでいいのだ」
さらに有益なアドバイス
この記事を掲載したゲイメディア「QUEERTY」の読者からも、経験に基づく有益なアドバイスが寄せられた。
「”交際するべき正しい男”の肩越しに”存在しない理想の男”を探すのはやめよう」
「外見だけで関係を求めている人ではなく、実際にあなたのことを気にかけてくれる人と一緒になりましょう」
「一人になるのが寂しい、付き合っているという関係を保ちたいという理由のためだけに、うまくいかない関係に留まるのはやめよう。半年もつきあえば、その相手が自分にとって正しい人かどうか分かるはずだ。もし分からないなら、それは正しい相手ではない。次に進みなさい」
「たとえ彼の約束がどんなに誠実に聞こえたとしても、クローズドな既婚男性と1分たりとも時間を無駄にしてはいけない」
「自分が”完璧な”男でないために孤独なのだろうか? 完璧な体、笑顔、給料のいい仕事、高い学歴、そんなことが気になるのは自分が表面的で浅はかなのだと早く気づけ。そして存在しない”完璧”さを、自分にも相手にも望むのではなく、ありのままの自分を愛してくれる人と向き合うべきだ」
大人ゲイのあなたが若い頃をふりかえると、恋愛で失敗して後悔していることはないだろうか? 読者のみなさんにアンケートで尋ねてみよう。
※参考にした記事:QUEERTY
(冨田格)
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