【既婚ゲイとの恋愛相談】嘘つき既婚者の妻に夫と浮気したというべき?
恋愛が常に上手くいくとは限らない。自ら関係を壊してしまう場合もあれば、手痛くふられたり、裏切られて傷つく場合もあるだろう。既婚ゲイとつきあい、その彼の嘘に耐えられなくなったゲイが、人生相談の専門家にアドバイスを求めた。
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恋人の妻に夫と浮気したというべきですか?
英国人のゲイ男性スティーブ君(仮名)は、恋人の既婚ゲイがあまりに嘘つきであることに幻滅して別れを決意した。そしてスティーブ君は、元恋人の妻に”自分が夫と寝ていたこと”を告げるべきか、それとも黙って立ち去るべきか、の二択で悩んでしまい人生相談の第一人者コリーン・ノーランにアドバイスを求めた。
「私は30代半ばのゲイですが、数ヶ月間、数歳年上で妻との間に子供がいる既婚男性と寝ていました」
スティーブ君はその既婚ゲイに「本当に好意を抱いていて」、最初のうちはとても「刺激的」だったと語っている。
「しかし、コソコソすることがストレスになり、彼の奥さんに申し訳ないと思うようになりました」
妻子が留守の時。彼の家に遊びに行くとスティーブ君の罪悪感は増すばかりだった。
「幸せそうな家族写真を見て、彼女のベッドで彼女の夫と寝ているのに、彼女は何も知らないのかと、とても嫌な気持ちになったんです。自分がどんな男と交際しているのか、自問自答しなければならなくなったのです」
その上、「僕とセックスしたばかりなのに、彼がは自分がどこにいるのか電話で妻に嘘をついているのをよく聞ききました」 とスティーブ君は言う。
「彼が妻を裏切ったのは僕が初めてではないんです」
今、スティーブ君は悩んでいる。彼の妻が “この見せかけの結婚生活”から抜け出し、他の誰かと幸せを見つけることができるように、真実を妻に言うべきなのか、それともただ立ち去るべきなのか?
「彼が報いを受けるのを見届けたいのか、それともただ立ち去り彼らをそのままにしておくべきか、悩んでいます」とスティーブ君はコリーンにアドバイスを求めた。
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コリーンのアドバイス「そっとしておきなさい」
「妻は夫が二重生活を送っていることを知っていて、見て見ぬふりをすることを選んでいる可能性があります。実際、私はそういう人を知っています」
さらに、コリーンは続けた。
「もし彼女が夫の二重生活を知らないのならば、確かに妻に真実を話すことによってこの男にある種の復讐をすることができるでしょう、もし復讐があなたの求めるものであるならば。しかし、それは同時に妻の人生を打ち砕くことにもなり、決して気分の良いものではないはずです」
結局のところ、その男は “大きなリスクを背負っている “とコリーンは考えている。
「いつかは二重生活が明るみに出て、彼の妻は哀れなことにそれに対処しなければならなくなるでしょう。結局のところ、既婚男性と関係を持つべきではありませんでした。あなたはこの経験から学び、前に進むことです。二度と同じ間違いは犯さないよう、独身のゲイ男性を見つけることに集中すべきです」
コリーンのアドバイスをどう感じるだろうか? スティーブ君は、元恋人の妻に真実を打ち明け彼女の人生を台無しにするべきのか、それとも放っておいて前に進むべきなのか?
このアドバイスを受けて多くのゲイが意見を表明した。
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スティーブ君への辛辣な意見が続々
寄せられた意見の大半はスティーブ君に対してかなり辛辣なものだが、まずはスティーブ君に対して共感度が高そうなものから紹介しよう。
「スティーブも既婚男性も同罪だ。真実は決して悪いことではない。私なら彼女に言うし、彼にも言う。恨んでいるわけじゃない。もし既婚男性が、そこらへんにいる多くのゲイと手当たり次第にセックスして、性感染症やHIVに感染し、それを妻にうつしてしまったらどうする? 私はそのようなケースを2件知っている、だから言うべきだと思う」.
「夫が多くの男性と寝ていて、安全なセックスを実践していないなら、妻に知らせる義務があるでしょう。もし妻が、事前に知って入れば防げたはずのものを、夫からうつされたらどうするの? 夫が言い逃れできないよう、いつどこで会いセックスしたのか詳細に記した匿名の手紙を出して、浮気相手の夫との連絡を一切絶つ、これが一番」
ここからは、スティーブ君に対して辛辣な意見が続く。
「コリーンの言うとおり、放っておけばいい。この男は復讐を望んでいるように聞こえるよ」
「立ち去って、振り返らない。男に飽きられたからって、復讐として妻に突き出す必要があるの? 大人になりなさい」
「この彼は、元恋人の結婚生活に居場所を主張する権利はない。子供もいるんでしょ。もし彼が話したら、家族全員が壊滅的な打撃を受けて、悲しい結果にしかならないよ。既婚男性とつきあうときときは『口をつぐむ』という暗黙の契約にサインしたようなもの。何も言わないことだ」
「その男が不倫していることを知った上でつきあったのに、別れたらさも被害者みたいな顔をして奥さんに関係を暴露しようなんて考える理由がまったく理解できない。不倫を受け入れた以上、あなたは清潔な人間ではないと自覚しなさい」
「なぜ妻に暴露しようなんて考えるの? 恥を知りなさい」
「コリーンに完全に同意。彼は不倫の関係だと分かった上でつきあったのだから。それに、不倫には賞味期限があるからね。そんな関係は、褒められることはないんだよ」
「彼の妻と子供の人生を台無しにすることで自分の良心の呵責を和らげる”女王様”という、あまりにもステレオタイプなオネエ根性にうんざり」
あなたなら、スティーブ君にどんなアドバイスをおくるだろうか?
※参考記事:QUEERTY
(冨田格)
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