【ゲイX論争】エロ髭男が旦那になったらゲイは喜んで主夫になれるか?

髭は男っぽさの象徴? それともセクシーな道具? 日本以上に男性的なゲイの需要が高い米国で、最近X(旧Twitter)上でゲイによる「エロ髭」論争が盛り上がっている。髭好きなゲイなら共感できるポイントが多そうなこの論争を紹介する。

エロい髭男の主夫になりたい

ゲイの髭男論争
イメージ画像

この論争の発端となったのは、若いゲイのタッカー君のポストだった。

タッカー君はプロフィールに「強くて逞しい体育会系カウボーイになりたい」と記載しているように、現在はマッチョというよりもジャニ系(トゥインク)に近いタイプだ。

そんなタッカー君が、かなり豊かな口ひげと顎髭を蓄えたマッチョな雰囲気の鼻から下でトリミングした男の顔写真に、「恋人がこんな髭だったら、僕は喜んで主夫になる」というコメントを添えてシェアした。

顔がハンサムかどうかよりも、この豊かな髭の感触を体で思い出したのか、このポストには瞬く間に多くのゲイ・バイ男性がコメントや引用ポストで反応してバズった。この記事を書いている時点で閲覧数は430万回以上、12,000以上の「いいね!」を獲得している。

自分の髭画像をシェアする人たち

このポストについた大量のリプの中では、自分の髭画像をシェアしてタッカー君に「この髭はどう?」と問いかける人が少なくない。

ゲイの髭男論争
「これが現在の俺の髭」
ゲイの髭男論争
「俺はこの髭のスタイルを維持してる」
ゲイの髭男論争
「白髪混じりの髭はどう思う?」
ゲイの髭男論争
「控えめな私の白髭』

髭男たちとの化学的な経験

その一方で、ヒゲを生やした男性との化学的な経験、つまり、彼らの陰部との交流に基づいて、意見を述べるユーザーもいた。

ゲイの髭男論争
「発疹が出るまではホットだったよ。体調がよくなかったんだろうね」
ゲイの髭男論争
「一度だけ、これを持った男が僕の***を30分ほど***して、1週間ほど***が火傷したことがある」

また、髭男の画像から広がった自分のムラムラする妄想を語るユーザーもいた。

ゲイの髭男論争
「こんな男とつきあえたら、僕の人生は大きく変わるはず」

この髭の持ち主は誰?

ゲイの髭男論争
ジョーイ・ライアン 画像引用元:Wikipedia

この論争の中で最も興味深かったのは、最初にシェアした髭の持ち主は誰なのか、ということだった。

数名の研究熱心なユーザー(つまり特定班)が、この髭の持ち主が元プロレスラーのジョーイ・ライアンだと指摘した。ジョーイ・ライアンは、得意技である「ペ○ス・フリップ」で有名だった。

「ペニ○・フリップ」とは、対戦相手が股間を掴もうとしてくると、自分の○ニスを使って相手をひっくり返す技だ。日本名は「チ○コ投げ」。ライアンは2010年代後半に日本のDDTプロレスリングに参戦して、男色ディーノと「肛門爆破デスマッチ」などの熱戦を繰り広げた。

2020年にライアンは、少なくとも17人の女子レスラーから性的暴行とハラスメントで告発され、リングから追放された。

ゲイの髭男論争
「数ある写真の中で、あなたは最悪の人物を例に挙げた。 (ジョーイ・ライアン、ググってみて) 」

この髭の持ち主がライアンであるかどうかはともかく、この髭を好ましく思う人とそうではない人で大きく意見は分かれたようだ。

ゲイの髭男論争
「この10年間、この人相がゲイ・コミュニティに与えてきたものは、終末論的なものだ」
ゲイの髭男論争
「これは男が身につけることができる最もみだらなものだ」
ゲイの髭男論争
「こんな髭を持ってるなら、すぐに私を誘って!」

こんな豊かな「エロ髭」の感触に、あなたはゾクゾクするだろうか? それとも嫌悪感を覚えるだろうか?

※参考記事:QUEERTY

(冨田格)

★あわせて読みたい!
ゲイX(ツイッター)の『口ひげはセクシーなのか?』論争に異論反論!

コメントを残す