秘密で恋する身長差の男2人!Netflix新作宮廷ドラマの注目ポイント
Netflixで配信がスタートした『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』。英国初のアフリカ系の血を引くといわれているシャーロット王妃の若き日を描くドラマだが、ジオ倶楽部が注目するのは、王妃の従者と国王の従者という身長差がある青年2人の秘めたるゲイ・ロマンスだ。
ゲイにとってもアイキャンディなドラマ
2020年末にシーズン1の配信がスタートしたNetflixのオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』は、配信から28日以内に8,200万世帯が視聴し『イカゲーム』に抜かれるまではNetflixで最多視聴者数を誇っていた人気ドラマだ。
2022年にシーズン2が配信となり、またもや大ヒット。シーズン3とシーズン4の継続も発表されている。
ロンドン社交会や宮廷を舞台にした華やかな物語、というと関心をなくしてしまうゲイ・バイ男性も少なくなさそうだが、実は『ブリジャートン家』には僕らの目の保養になる場面が盛り沢山なのだ。
シーズン1は長女、シーズン2は長男と、ブリジャートン家の兄弟姉妹の結婚事情がシーズンごとに描かれていく展開だが、やたらと男くさい奴らの肉体露出が目立つのだ。
シーズン1の初回から尻丸出しの性行為場面を演じる体毛豊かなマッチョでワイルドな風貌のジョナサン・ベイリーは、ドラマではノンケの長男役だが実際はカミングアウトしているゲイ。シーズン2は彼が主役なので、さらにたっぷりと濃厚な夜の場面が描かれその魅力的な肉体を堪能できる。
シーズン3で主役となることが発表されている次男は画家志望で、彼が仲良くなる画家が実はゲイだったという設定はあったが、ゲイ・キャラクターが重要な役で登場することはなかった。
ところがスピンオフ作品『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』では、ゲイ・カップルが非常に重要な役で登場し、世界中の『ブリジャートン家』ファンのゲイが喜びの声を挙げた。
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密かな恋を楽しむ身長差カップル
本編の『ブリジャートン家』で、性格もヘアスタイルも強烈な印象を与えるシャーロット王妃が『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』の主役。イギリス国王ジョージ3世の王妃は黒人の血を引いていたという説を採用して、黒人俳優がキャスティングされている。
『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』は、ジョージ3世との結婚式直後からぶちあたる様々な問題を乗り越えようと奮闘する若き日のシャーロット王妃と、本編『ブリジャートン家』の時間軸の王妃の姿を交差させながら描いていく。
本編『ブリジャートン家』では、シャーロット王妃の側には常に太っちょのおじさん従者ブリムズリーがいる。実はブリムズリーはシャーロット王妃が嫁いできた日から、彼女の側に付き従っていたのだ。
そしてブリムズリーは、ジョージ3世の従者であるレイノルズと、密かに交際していた。サム・クレメットが演じる若き日のブリムズリーはガッチビの好青年、高身長のレイノルズと並ぶとその差が一目瞭然の身長差カップルなことにキュンとくる人も少なくないはずだ。
ブリムズリーとレイノルズがそれぞれ仕えるシャーロット王妃とジョージ3世には大変な難問があり、当然ながらそれが従者2人の関係にも大きく影響を及ぼす。シャーロット王妃とジョージ3世がぶちあたる難問をどう乗り越えるのか、という物語の本筋とともに、従者2人の恋の行方からも目が離せない。
本編の『ブリジャートン家』を見ている人が楽しめるのはもちろんだが、『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』自体は独立した物語なので事前知識なしでも問題なしだ。
職務とロマンスの狭間で悩むクローゼットなゲイたちの時代劇、全6話をイッキ見したくなること確実の面白さなので、見ようと思うなら週末など時間のある時をおすすめする。
Netflix『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』
(冨田格)
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