【マット・ボマー&ジョナサン・ベイリー】イケメン共演の初予告編公開
欧米ではカミングアウトしているゲイ俳優は珍しい存在ではなくなったが、恋人役で共演するということでゲイも女性もざわつかせる存在といえば、マット・ボマーとジョナサン・ベイリーに他ならない。イケメン・ゲイ俳優2人が恋におちる夢のようなドラマのティーザー予告編が公開された。
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無言の出会いから衝撃場面のモンタージュ
注目のドラマは、Paramount+(パラマウント・プラス)」と「Showtime(ショウタイム)」が制作している『フェロー・トラベラーズ(Fellow Travelers)』だ。
2007年に小説家でエッセイストのトーマス・マロンが発表した小説「Fellow Travelers」を、映画『フィラデルフィア』『僕の巡査』の脚本家ロン・ナイスワーナーが脚色した。
物語は1950年代初頭のワシントンD.Cから始まる。
物語の主人公は、カリスマ的存在だが戦場での経歴がやや不透明な「戦争の英雄」で政治スタッフになったホーキンス・フラー(マット・ボマー)と、DCで働く道を模索している宗教的理想主義者のティム・ラウリン(ジョナサン・ベイリー)。
公開されたティーザー予告編では、この2人が政府機関の建物の廊下で初めてすれ違う場面が印象的に使われている。
オフィスの廊下で何気なく歩いていた2人は、突然目が合う。すると衝撃的な場面のモンタージュが流れ、二人の熱いロマンスをワープスピードで垣間見ることができる。再び出会いの場面に映像は戻り、2人は一言も会話することもなくすれ違っていく。
しかし、これが最後の出会いにならないことは、なぜか2人は知っているようだ。
カミングアウトした2人のイケメン俳優
ホーキンス・フラーを演じるマット・ボマーは、2009年から2014年まで6シーズンにわたって放送された人気ドラマ「ホワイトカラー」の主役としてブレイク。放送終了後に、ボマーは2011年にパブリシティ担当者のサイモン氏と同性婚していたことを発表した。
その後は映画『マジック・マイク』シリーズやドラマ『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』『エコーズ』などに出演。私生活では、サイモン氏とともに3人の子供を育てている。
ティムを演じるジョナサン・ベイリーは、2020年末にNetflixで世界配信が始まったドラマ「ブリジャートン家」のメイン・キャストの一人として登場。
初回から、ワイルドで男臭い風貌、鍛え上げたマッチョな肉体、豊かな体毛、肉厚で締まった尻、とまさに絵に描いたような「セックス・シンボル」ぶりをふんだんに見せつけて一躍注目を集め、世界中のゲイの心を鷲掴みにした。
ベイリーはカミングアウトして、米国のゲイ・オピニオン誌「Attitude」のカバーに登場しているが、パートナーなど私生活の詳細は公表していない。今年配信予定の『ブリジャートン家』シーズン3や、ミュージカルの舞台出演など多忙な日々を送っているようだ。
ゲイだと疑われると公務員が解雇されたマッカーシズム全盛の50年代に始まり、70年代のゲイ解放運動、そして80年代のエイズ・パニックの時代を通じて、クローゼットな2人のゲイの交錯する人生を描いていく『フェロー・トラベラーズ』。
米国での配信スケジュールや、日本での配信予定などはまだ未発表。今後も新たな情報が発表されたらジオ倶楽部で紹介していく予定だ。
※参考記事:QUEERTY
(冨田格)
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