ミスター・ゲイ・ワールドUSAが公開するマッチョで笑えるセクシー画像
2009年より開催している「ミスター・ゲイ・ワールド」は、いわゆる「ミスターコンテスト」とは一線を画す、多様性に満ちたページェントだ。今年の米国代表が公開する、「典型的な男性」の枠に収まりきらない、セクシーだけどコミカルな味わいもある画像を紹介する。
「ミスター・ゲイ・ワールド」の魅力
「ミスター・ゲイ・ワールド(Mr Gay World)」は、LGBTQIA+と人権の大使を選出することを目的としたゲイ男性のための年次コンテスト、と定義されており各国のコンテストの優勝者が代表として様々なカテゴリーで競い合うページェントだ。
いわゆるビューティーコンテストと違って年齢制限を設けていないので、各国で選ばれる代表も多様性のある顔ぶれとなっている。
今年の「ミスター・ゲイ・ワールド」ページェントは、10月15日(土)南アフリカのケープタウンで開催する。
ミスター・ゲイ・ワールドUSAの信念
米国代表として「ミスター・ゲイ・ワールド」に参加するトニー・カノーリは、CMクリエイターであり、俳優としてもキャリアを積み、そして童話作家の顔も持つ興味深い存在だ。
ミスター・ゲイ・ワールドUSAに選ばれ、世界大会に臨むにあたってカノーリの心境を、ADOCATEの記事「31 Steamy Photos of Mr. Gay World U.S.A., Tony Cannoli」より引用する。
「ミスター・ゲイ・ワールド」に惹かれたのは、型にはまったコンテストではなかったからです。人種も体型も年齢も多様性があり、その一員になりたかったんです。
ニュージャージーで生まれ、学生時代は友達が少なく、執拗にいじめられました。私がゲイであることや、役に立たない存在だという悪口をSNSに書き込まれました。学校に居場所はなく、両親だけが頼りでした。
そんな状況でも、自分がゲイであることは弱点とは思っていませんでした。むしろ、自分を強くしてくれるものだと考えていました。
「ミスター・ゲイ・ワールド」に参加することで、私は自分らしさを取り戻したいと思っています。どこにいても、誰と話していても、私はただサポートを示したい、愛を示したいだけなのです。本当の自分になって、王冠をかぶればいいんです。型にはまったイメージになる必要はありません。
https://www.advocate.com/people/2022/10/12/31-steamy-photos-mr-gay-world-usa-tony-cannoli#media-gallery-media-1
カノーリが執筆した童話『Gill, the Merboy』については、こう語っている。
この本は、人魚は女の子だという常識のために、いじめられる小さなマーボーイの話です。彼は自分の価値を証明するために冒険に出かけ、この壮大な冒険の中で、自分自身であることが最大の宝であることを学びます。
https://www.advocate.com/people/2022/10/12/31-steamy-photos-mr-gay-world-usa-tony-cannoli#media-gallery-media-1
カノーリが生きてきた中で培ってきた信念を、「ミスター・ゲイ・ワールド」ページェントでスピーチするそうだ。「ミスター・ゲイ・ワールド2022」の結果を楽しみに待ちながら、カノーリのマッチョで体毛が濃いにもかかわらず、いわゆる「男性的なイメージ」とはちょっとテイストの異なる画像の数々を楽しんでほしい。
トニー・カノーリ
Instagram:https://www.instagram.com/tony.cannoli/
(冨田格)
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