大人世代のゲイカップルのお忍び旅行は湖畔の宿の貸切露天風呂を目指す

家族連れや男女のカップルで溢れかえる観光地では、大人世代の男2人連れは悪目立ちするから旅行にいくのも気が引ける。そんな思いを抱く人に、お忍び旅行の目的地に最適な宿を紹介しよう。

湖を一望する開放的な露天風呂を独占できる、贅沢な空間。鳥取県にある明治17年創業の老舗旅館「湖泉閣 養生館」は、4月10日（日）、新たな貸切露天風呂「風樹の湯」をオープンする。

文豪に愛された歴史ある湖畔の宿

明治17年創業の老舗旅館「湖泉閣 養生館」は、6000坪の日本庭園を持つ湖畔の宿。庭園に訪れる野鳥のさえずり、咲き誇る色鮮やかな花々、見渡す限りの水辺の風景など、いつまでも飽きることはない景観にめぐまれている。

大自然に抱かれるような心地よさを楽しめる非日常の空間はまさに「大人のリトリート」。志賀直哉や幸田露伴、田山花袋、小泉八雲などの文豪や、大隈重信や後藤新平などの大物政治家にも愛されてきた

館内には男女・貸切露天風呂合わせて7種類の風呂があり、全て自家源泉掛け流しだ。

明治時代の露天風呂を再現した

4月10日（日）に誕生する新たな貸切露天風呂「風樹の湯」には、3つの特徴がある。

■東郷湖を一望できる圧倒的な開放感

夕日の映る美しい東郷湖。夜には満天の星空。圧倒的な解放感の中で、100%源泉かけ流しの温泉を堪能できる。

■森林浴のようなリフレッシュ

「風樹の湯」は希少な地元産の木材「アスナロ」をほぼ100%使用している。そのため、森林浴をしているかのようなリラックス効果を体験できる。

■明治時代の露天風呂を再現

「風樹の湯」は著名な日本画家「菅楯彦」が養生館の滞在中に描いた明治時代のスケッチを参考にしている。現代の生活様式とは異なる、ゆったりとしたひと時を体験できる。

新たな養生館の「スタート」に

貸切露天風呂「風樹の湯」誕生に際して、養生館代表取締役社長の山枡美鶴氏はこう語っている。

「宿泊業界は未だにコロナウイルスの影響を大きく受けております。コロナ禍の中でも、養生館は『本来の自分に還れる大人のリトリート』としての旅館を実現するため、2020年から積極的に新たな施策に取り組んで参りました。今回はお客様に『非日常』を提供する一つの形として、創業当時の露天風呂を体験して頂きたいと思い、再現に至りました。 

また、養生館は創業当初より、その時代の潮流に応じた新たなことにチャレンジする姿勢を持っております。今回の取り組みを通じて、その原点に立ち返り、新たな養生館の「スタート」としたいと考えております」

文豪たちに愛された歴史ある湖畔の宿。家族連れや若い男女がひしめき合うような今時のリゾートとは異なる、落ち着きのある空間。貸切露天風呂ならプライバシーも完璧。まさに、大人のゲイカップルのお忍び旅行にはぴったりの宿だ。

湖泉閣 養生館
貸切露天風呂「風樹の湯」
料金（1組につき）：（1～2名）3,000円（3名）4,000円
日帰り入浴時間：午前11時～午後8時
※宿泊客の予約を優先
所在地：鳥取県東伯郡湯梨浜町大字引地144
公式サイト：https://yozyokan.jp/

※価格はすべて税込

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