同棲中のパートナーに「秘密の休日」を楽しむ自分は罪悪感を覚えるべき?

同棲しているパートナーとの暮らしに不満はないものの、いつも一緒にいるとたまには息抜きしたくなる。仕事の出張にかこつけてパートナーに秘密の時間を楽しむことに罪悪感を覚えるゲイ男性に人生相談の専門家が授けたアドバイスとは。

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パートナーに「秘密」なことの罪悪感

同性パートナーに秘密の休日を楽しむ自分は罪悪感を覚えるべき?
同性パートナーに秘密の休日を楽しむ自分は罪悪感を覚えるべき?(イメージ画像)

結婚・家族セラピストの資格を持つジェイク・マイヤーズが担当する、米国のゲイ・メディア『QUEERTY』の人生相談コラムに、ゲイ男性ブライアンさん(仮名)が送った相談。

「ハイ、ジェイク。

私は営業の仕事をしていて、いろいろなお客さんと会うために出張することが多いです。出張の仕事は楽しいですよ。訪ねたことがなかった新しい場所を経験できるのですから。

でも私にとってもっと重要なのは、同棲している恋人から離れて自分の時間が持てることです。普段、家で一緒にいる時間がとても長いので、たまには1人の時間を持ちたくなることは当然だと思いませんか?

ところが最近、私はちょっと自慢できないことをするようになりました。

出張が決まると、いつも恋人に日程についての嘘をつきます。本来の出張の予定の後に2泊追加するのです。仕事や家のことで埋まっていない、まさに自分のための時間が欲しいのです。現実の生活に戻る前に、自分を甘やかすために「消えて」好きなことをして過ごします。

誤解しないでほしいのですが、浮気をしているわけではないです。たいていはホテルの部屋でルームサービスをたくさん注文して、彼が嫌うので家で見られない映画を見るだけです。たとえばホラーとか。あとは、部屋でマッサージを受けたり、ホテルのジムやプールで運動したり。

彼に嘘をついている罪悪感はあるけれど、悪いことをしているとは思っていません。でも、本当のことを打ち明けたら、彼は認めてくれないでしょう。

この秘密の時間をあきらめることは、まだできそうにありません。日常からほんの一瞬離れることで、心の平穏が保てているからです。私は、どうしたらいいでしょうか?」

罪悪感を抱かない「秘密の休日」を

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こんにちは、ブライアン。

プライベートな時間を楽しみたいという気持ちはわかります。恋人と同居して、フルタイムの仕事をしていると、義務感でいっぱいになるものですから。

多くのことを両立させているとき、しばしば脇道にそれてしまうのは実は最も必要なことです。つまり、それは自分自身をケアすることだからです。出張の日程をこっそり延ばして一人の時間を作ることは、自分自身を優先することなのです。

誰にでも、気分が良くなる好きなことがあります。それが、不健全や反社会的ではなく健康的な対処法であれば、何も問題はありません。

ルームサービスを頼んで部屋にこもって好きな映画を見たり、マッサージを受けたりすることは、暴飲暴食に走ったり、違法薬物にハマったり、カジノで貯金を溶かしてしまうよりもずっと健全だです。

自分だけの時間を持つことでストレスが軽減され、心の平穏を取り戻して日常に帰れるのならば、それは良いことに間違いありません。

良くないのは、そこに罪悪感が伴うことです。小さな「秘密」を持っていることを気にしない人もいるでしょうが、あなたの場合は彼に内緒でいることに不安を覚えているようですね。

彼があなたを愛し支えてくれているのなら、あなたのために最善を尽くすことを望むでしょう。一人の時間を罪悪感で汚さないためにも、それがあなたにとってなぜ重要なのか彼に話すことをお勧めします。

彼が認めてくれなかったら、あなたにとってなぜ重要であるかを伝えるだけでなく、彼が認めない理由を知るために、さらに話をする必要があるかもしれません。

最終的にはあなたが罪悪感を抱くことなく、お互いに尊重しながら「秘密の休日」を続けられることを願っています。営業ノルマと同じくらい、正直な目標を達成できますように。

読者のみなさんは、恋人に秘密の休日を過ごしたことはあるだろうか? アンケートで尋ねてみよう。

※参考記事:QUEERTY

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(冨田格)

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