老後を楽しくするために独身ゲイは自炊を始めよう「包丁入らずの料理に挑戦!」

健康寿命をのばすため、また老後資金のための節約にもなる「自炊」の重要性を考えていくシリーズ。

外食・中食ばかりだと栄養バランスが心配。健康寿命を延ばすために自炊の習慣を身につけたい。第四ステップはスーパーマーケットで食材と調味料を購入して、包丁入らずの料理に挑戦だ。

スーパーで食材を購入してみる

自炊のすすめ

初回「まずは家で米を炊く」では主食を自分で用意することから始めてみようと提案した。そして2回目「冷食使いになって自炊気分を高める」では、冷蔵庫と電子レンジを導入して「冷凍食品」を活用することを提案した。3回目「ミールキットで自炊レベルを上げる」では、食材と調味料がセットになったミールキットを提案した。

今回は、スーパーマーケットで食材と調味料を購入して、前回紹介した鍋にもフライパンにもなるマルチパンを使う包丁入らずの自炊に挑戦してみたい。

自炊のすすめ

前回提案した「ミールキット」は、大きく分けて2種類ある。ひとつは、電子レンジや湯煎など、加熱するだけで食べられるよう小分けになった調理済みの冷凍のもの。もうひとつはカット済みの食材と調味料などがセットになっていて、簡単な調理が必要なものだ。

この後者の「カット済みの食材と調味料などがセット」になっているものを体験した人は、次のステップに進んで、より自炊らしさを身につけてほしい。

今回の重要なミッションは、スーパーマーケットで、食材と調味料を購入することだ。

スーパーマーケットは自炊の味方

自炊のすすめ

自炊をしていなかった人は、スーパーマーケットよりもコンビニの利用率の方が高いのではないだろうか。スーパーマーケットを利用するにしても、弁当や飲み物、スナック類などを購入することが中心で、食材購入をした経験はほとんどないと思われる。

これから自炊の習慣をつけていくならば、スーパーマーケットを利用することに慣れていく必要がある。

そのスタートとして、今回は食材と調味料をスーパーマーケットで調達して、料理に挑んでみたい。

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購入するのは、ミールキットと同じく「カット済みの食材」と「調味料」だ。野菜や肉などを購入して、自宅で包丁とまな板を使って切ることはハードルが高いが、「カット済みの食材」を利用すればその手間はいらない。

食材の組み合わせは臨機応変に

今回選んだ調味料は、キッコーマンの「うちのごはん」シリーズから、「キャベツのガリバタ醤油炒め」。

自炊のすすめ
キッコーマン「うちのごはん」シリーズ
画像引用元:https://amzn.to/3ITKwZj

食材は、キャベツがメインのカット野菜「ミックス野菜炒め用」と、唐揚げ用の鶏肉。調味料のパッケージでは豚肉を使っているけれど、店頭には包丁で切らねばならないものしかなかったので、今回は唐揚げ用の鶏肉で代用した。

ソーセージやウィンナーで代用してもいいし、コッテリ感が苦手なら魚肉ソーセージで代用するのもありかもしれない。

自炊に慣れてくると、食材の組み合わせや作り方なども自由に考えられるようになってくるので、ぜひ経験を重ねていってほしい。

実際に料理してみた

今回、用意したものはこれだけ。

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火を付ける前にマルチパンに油と鶏肉を並べる。鶏肉は皮を下に置く。

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中火で加熱、皮が焼け油が出始めたら弱火にして、皮に軽く焦げ目がつくまでじっくり焼く裏返して、さらに加熱する。鶏肉は内部までしっかり火を通さないといけないので、焦らずじっくり。

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鶏肉が全体的に赤みが消えて色が変わったら、カット野菜を投入。中火にして、野菜全体に油が回るようかき混ぜながら加熱していく。

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野菜がしんなりしてきたら、一旦火を止めて調味料を投入。

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再び中火にして調味料が全体に行き渡るように、混ぜながら炒めていく。

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これで完成。

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味噌汁はフリーズドライのもので手軽に。

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炊き立てのごはんと、自分で食材を購入して作ったおかずに味噌汁。これで立派な夕食ができあがり。

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スーパーマーケット通いを始めると、食材への関心が高まってくる。それは、さらに自炊を深めていこうという「やる気」に繋がるはずだ。

ここまで来たら、包丁とまな板を使う料理に挑戦したいところだが、それはまたの機会に。

(冨田格)

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