人生百年時代、50代以上のゲイは”DILF(犯りたい親父)”を目指すべし
「もう歳だから」そんな言葉を、いろいろなことを諦める言い訳として使っていないだろうか? しかし今や平均寿命は伸びる一方で「人生百年時代」とすら言われている。年齢を理由に諦めてしまうのは、ちょっと待ってほしい。
「もう歳だから」を言い訳にしない
若い頃は恋愛にハッテンにと精力的に動いていた人も、歳を重ねるごとに仕事が忙しくなったり、親の介護をするようになったり、パートナーとの生活に重点をおくようになったりと、ハッテン市場や恋愛市場から遠ざかるようになっていく。
人生における価値観は年代によって変わってくるのだから、それ自体は決して悪いことではないのだが、「もう歳だから」という自分への言い訳を付加してしまうとちょっと事情が異なってくる。
「もう歳だから」は”潔く諦める”という態度表明にも思えるが、同時に”自分を磨く努力を放棄する”という宣言にも思えてくる。
男は歳を重ねれば重ねるほど、努力しないと薄汚れた感じになっていくもの。恋愛市場やハッテン市場から卒業したとしても、周囲から”小汚ないおっさん”と思われるのは、決して喜ばしいことではないはずだ。
神父姿の渋いラッセル・クロウに興奮
アメリカのゲイ・メディア「instinct」が、興味深い記事を配信したので紹介する。
タイトルは「Is This Hollywood Elite Still Smashable at Age 59?」で、新作映画で悪魔祓いの神父を演じているラッセル・クロウについて言及している。
「Smashable」がイマイチ分からなかったので調べてみると、スラングで「犯りたい」という意味のようだ。つまりこの記事のタイトルは、「このハリウッドのエリート俳優は59歳になった今でも犯りたい対象だろうか?」といった感じだと思われる。
この記事の筆者は、パートナーと共に全米で公開中の映画『The Pope’s Exorcist(ザ・ポープズ・エクソシスト)」を見に行き、悪魔祓いの神父を演じるラッセル・クロウに性的な魅力を覚えてしまったことを興奮ぎみに記している。
マッチョ兄貴からデブマッチョな親父へ
ラッセル・クロウは、1964年にニュージーランドで生まれる。
1990年代にハリウッドに進出し、『L.A.コンフィデンシャル』『インサイダー』などで注目を集める。2000年に主演した『グラディエーター』のマッチョな剣闘士の役は、世界中のゲイのハートを鷲掴みにした。
私生活では粗暴な振る舞いでトラブルを起こしていると報じられることが多いが、男くささを絵に描いたような雰囲気をセクシーだと感じるゲイは多かった。
そんなクロウも今や還暦目前。加齢とともに恰幅がよくなり、マッチョからデブマッチョへと体型が肥大化、2018年『ある少年の告白』、2020年『アオラレ』、2022年『ソー/ラブ&サンダー』と話題作に連続出演して、再び注目が集まる存在になってきた。
そして新作映画『The Pope’s Exorcist』では、黒のキャソック(司祭平服)を身に纏い渋い親父の魅力を振りまく。この記事の筆者が興奮したのも理解できる。
目指せ!DILF(犯りたい親父)
還暦目前でも性的魅力をふりまくラッセル・クロウのような男性を「DILF」と呼ぶそうだ。これは「Daddy I’d like to fuck」の頭文字をとったもので、要は「犯りたい親父」ということ。
50代以上のゲイ・バイ男性が、前述のようないろいろな事情から恋愛市場、ハッテン市場を卒業したとしても、身ぎれいにする努力を怠って”小汚いおっさん・爺さん”と思われないためには「DILF」であり続けることが重要だ。
ラッセル・クロウの他にも、SNSで見つけた性的魅力たっぷりなゲイの「DILF」を紹介しよう。
■スティーブ・ペネルズ(Steve Pennells)
オーストラリアで活躍するジャーナリストでフィルムメイカー。現在52歳。
■ジュアン(Juan)
スペイン・マドリッド在住の医師。
■アントニオ(antonio)
スペイン在住のフィナンシャル・マネージャー。
■ジョナサン・スチュワート(Jonathan Stewart)
35年以上のキャリアを持ち、テレビドラマや舞台で活躍している米国の俳優。
■ネイサン(Nathan)
米国ジョージア州出身の不動産業を営むマッチョ・ダディー。
人生百年時代、いろいろと諦めてしまうのはまだ早い。たとえ恋愛市場やハッテン市場に復帰しないとしても、「DILF」と思われる存在になれば人生がさらに楽しくなるはずだ。
諦めるのは簡単なだからこそちょっと先延ばしにして、今できる努力を怠らずに”小汚いおっさん”にならないよう頑張ってみたいものだ。
※参考記事:instinct
(冨田格)
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