【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生する

「一人暮らしは気楽だけど、ちょっと寂しい」「家に帰って話ができる人がいるといいな」「老後のことを考えると一人暮らしは不安がある」そんな独身ゲイ・バイ男性歓迎の男性だけのシェアハウスが東京・京王線沿線に誕生する。8月24日(土)に物件見学会を開催する、このシェアハウスを紹介しよう。

ゲイの「一人暮らし」の問題点とは

【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生
【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生(イメージ画像)

実家を離れて念願の一人暮らし。最初は気ままな暮らしをエンジョイできるのだけれど、何年も経つと寂しさを覚えるようになるもの。

「家に帰っても『ただいま』を言う相手もいない」

一人暮らし歴も数十年。なんでも自分でこなせるし、今さら相手を見つけて同棲なんて面倒くさい。でも、50代を越えて不安も覚えてきた。

「家で突然倒れてしまったら、誰が見つけてくれるのだろう」

年代を問わず、独身ゲイ・バイ男性にとって「一人暮らし」の問題点・懸念点はあるもの。とはいえ、ルームシェアや同棲となるとハードルが高くなる。そんな人におすすめしたいのが、シェアハウスだ。

「ゲイの老後は中野・杉並で」など、安心して暮らせるゲイの老後に関するプロジェクトを進めているアライアンサーズが、ゲイ入居者歓迎シェアハウスの新たなプロジェクトを発表した。

今回のシェアハウスは高齢ゲイだけではなく、全年代のゲイ・バイ男性が対象とのこと。京王線で新宿から約18分の場所にあるシェアハウスの魅力を、プロモーションを担当するアライアンサーズの久保さんに聞いてみた。

住人同志が交流できるスペース

【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生
シェアハウス内個室(201号室)

ジオ倶楽部(以下”ジ”):物件を拝見しましたが、開放的な造りですし共有の会食スペースも広く、住人同士の交流も楽しくできそうな感じがしました。

久保(以下”K”):そうですね、バーベキューセットもあるので、週末など有志で集まってご飯会も開催できると思います。

ジ:高齢ゲイだけではなく、20代や30代の若ゲイも注目しそうですね。

K:京王線沿線ですし、新宿駅まで18分というのは大きいですね。また笹塚駅から京王新線を利用すれば新宿三丁目駅にも直通なので、新宿エリアで働く人には特にお勧めです。

ジ:一人でゲームや動画を見るだけではなく、会食スペースで誰かと話しながら飲むなど、帰宅してからの過ごし方が広がると思いました。

K:そのような憩いの場になってくれれば、孤立の予防という目的が達成できます。

〇物件概要

家賃:48,000円~58,000円(別途 共益費+管理費 ※清掃・維持管理等)
場所:京王線つつじが丘駅から徒歩15分(路線バスで駅より3つめの停留所至近)
部屋数:8室
※301号室は友人と一緒に同居可能
※302号室はパートナーと同居可能

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シェアハウスは3階建て
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シェアハウス(2階間取り図)
【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生
シェアハウス(3階間取り図)

健康不安のある高齢ゲイにも対応

【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生
【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生(イメージ画像)

ジ:若いうちはともかく、年齢を重ねてくると健康不安を覚える人も増えてきます。このシェアハウスでは高齢ゲイも歓迎とのことですが、どのような健康不安を抱えている人を想定していますか?

K:癌やパーキンソン病などの難病の方や、50歳以降の生活習慣病(糖尿病や高血圧など)の方なども歓迎です。

ジ:確かに50歳を超えると大病をする人もちらほら増えてきますね。

K:はい、あとは薬の飲み忘れが増えてきた70歳以降の高齢ゲイの方にも是非ご入居頂きたいですね。

ジ:持病のある高齢ゲイのケア体制はどのように想定していますか?

K:連携する訪問看護ステーションより訪問看護師が定期的に来訪し、薬のチェック表を作成したり飲み忘れ防止のための管理指導などを行います。薬の飲み忘れが増えると、持病が悪化したり著しい健康問題が起きることもあるので服薬管理は大切なケアだと考えています。

医療機関との連携体制が魅力

【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生
【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生(イメージ画像)

ジ:医療対応も可能ですか?

K:はい。先述の訪問看護ステーション以外に、連携するクリニックがあります。また近隣には杏林大学病院など大きい病院もあるのが特徴です。

ジ:基礎疾患などを抱える方も入居可能ですか?

K:可能ですし、そういう方こそ医療機関との連携もある当シェアハウスに是非入居を検討していただきたいです。

ジ:そのためにも理解のある住居に住むことは大切ですね。

K:そうですね、訪問看護とセットでケア出来るといいですね。予めケアを開始することでより長く健康に過ごすことが期待出来ます。

見学会と昼食会を開催

【東京・京王線沿線】幅広い世代のゲイ歓迎のシェアハウスが誕生
シェアハウス内リビングダイニング

ジ:8月24日にシェアハウスの見学会を開催すると聞きました。当日はどのような催しがありますか?

K:はい、入居にご興味のある方に集まっていただき見学ツアーを行います。皆様にシェアハウスを見学していただいた後に、昼食会を開催します。

ジ:参加費はおいくらですか?

K:昼食代込みで一人1,500円です。シェアハウスの見学ももちろんですが、誰かと食事をするいい機会にもなりますので、お気軽ご参加ください。

ゲイ・バイ男性歓迎シェアハウス見学会

日時:8月24日(土)午前11時30分~午後1時
参加費:1,500円(駅より移動のバス代別途必要)
集合場所:午前11時に京王線つつじヶ丘駅改札前
※集合後に路線バスを利用して現地へ移動
申し込みは「こくちーず」より
申込フォーム:https://www.kokuchpro.com/event/4faa18f074d8aa8877e03de8bcba88d1/

最後に読者にシェアハウスでの生活に関して尋ねてみよう。

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