プロテニス界初のゲイカップル誕生か?仏人テニス選手のキス画像が話題沸騰
※2022年「ジオ倶楽部」が紹介してきたアスリートの魅力に迫る記事のアーカイブ。
フランス人プロテニス選手のファビアン・ルブールが、インスタグラムのストーリーで同じくフランス人プロテニス選手のマクサンス・ブロヴィルとのキス写真公開して、プロテニス界初のゲイカップル誕生なのか? もしくは、プロテニス界における同性愛ヘイトに対する抗議なのか、と大きな波紋を起こしている。
意味深長な言葉を添えたキス写真
米国のゲイメディアinstinctは、このキス画像をとりあげ、分析した記事を公開している。
この画像には「私はあなたと恋に落ちなかった、あなたの愛が私をそれに押しやった…」という、なんとも意味深長な言葉が添えられている。
これは2人がゲイ・カップルだというカミングアウトなのか、それとも別な意図があってのことなのか。2人とも、この画像に関して特にコメントを出していないために、恋愛関係であることは確認されていない状態だ。
ファビアン・ルブール選手(27歳)は、ATPツアーのダブルス選手で、現在54位。今年は、全仏オープン、ウィンブルドン、USオープンなどの大会に出場している。
一方、マクサンス・ブロヴィル選手(23歳)はITFツアーでプレーしており、現在ATPシングルスランキング945位だ。
男子プロテニス界での同性愛嫌悪の実態
この画像を最初にニュースとして報じたのは、スポーツジャーナリストのジョーイ・ディロンのツイートだ。
今年初め、ATP(男子プロテニス協会)は選手たちを対象にLGBTQ+の調査を実施した。
調査結果に関する声明の中でATPは、「ゲイの人々に対する選手の一般的なポジティブな態度」がある一方で、調査に参加した選手の75%がツアー中に仲間の選手から同性愛嫌悪の中傷を聞いたことを認めていることを指摘した。
また、報告書にはこのようなことも記載されている。
「ATPの調査およびインタビューデータでは、LGBTQ+の選手が自分のセクシュアリティを公にする際の障壁となりそうなものとして、拒絶されることへの強い恐れ、ツアー中の他の選手からの孤立、孤独感も指摘されている」
この調査結果が出されたこともあり、今回のキス写真公開はプロテニス界の同性愛ヘイトに対する抗議の意味があるのではないか、という見方もあるようだ。
しかし、これがゲイカップルのカミングアウトであろうとも、また同性愛ヘイトに対する抗議であろうとも、歴史を変える大きな一歩であることは間違いない。
男の魅力に溢れたファビアン選手の画像を掘る
キス写真はもちろんだが、ファビアン・ルブール選手の男らしい顔立ちのイケメンぶりに目が止まった人も少なくないはずだ。最後にファビアン選手の魅力的な顔と、逞しい肉体を堪能できる画像を掘っていく。
ファビアン・ルブール選手とマクサンス・ブロヴィル選手の今後の発言や動向には注視していく予定だ。
※参考記事:instinct
(冨田格)
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