筋肉と炎の饗宴!ファイヤーナイフダンスチーム『シバオラ』のPVが熱い
スパリゾートハワイアンズで炎のダンスの妙技を見せる日本で唯一のファイヤーナイフダンスチーム『Siva Ola(シバオラ)』が、“熱さを感じる”新プロモーションビデオを公開した。
「シバオラ」とはサモア語で”強い踊り“
スパリゾートハワイアンズで見ることができる「ファイヤーナイフダンス」は、南太平洋の島国サモアの「勝利のジェスチャー」をもとにした伝統的な踊り。大きなナイフの両端に燃えさかる火をつけて、体の周りでバトンのように自由自在に回しながら勇敢に踊るダンスだ。
スパリゾートハワイアンズが「ファイヤーナイフダンス」をポリネシアンショーに導入したのは、1972年7月3日のこと。
当時は、家庭用ビデオカメラやデッキもない時代。日本で「ファイヤーナイフダンス」を教えられる人などはおらず、当時の男性ダンサーはバトントワラーの経験者にバトンの回し方を習い、資料などから自己流にトレーニングを重ねるなど、すべてが手探りの状態からのスタートだった。
苦労を経て日本初のファイヤーナイフダンサーが誕生してから、その技と経験は後輩ダンサーに受け継がれてきた。
ソロでのダンスが主体で続けてきたが、これをグループでの演舞へと切り替えることになり、2016年に日本で唯一のプロのファイヤーナイフダンスチーム「Siva Ola(シバオラ)」を結成。「Siva Ola」とは、サモア語で”強い踊り“を意味するという。
仕掛けなしの炎の迫力
そんなファイヤーナイフダンスだが、体のすぐ側で火のついたナイフを自由自在に操り、火を怖がらないダンサーのパフォーマンスを見た観客から、
「本当は、熱くない特殊な炎を使用しているのでは?」
「炎や体に何か仕掛けがあるの?」
という質問が寄せられることもあるという。
そこで、ファイヤーナイフダンサーが操る炎の熱さを伝えるため、特殊なサーモグラフィーカメラ(冷却式遠赤外線ハイスピードカメラ)を用いてファイヤーナイフダンスの模様を撮影した。するとで、測定された炎の温度は最高約500℃ということを、初めて知ることができたそうだ。
“タネも仕掛けもない”ファイヤーナイフダンスの本物感を知ってもらうために、サーモグラフィー映像を使用した、プロモーションビデオを製作した。
6人のメンバーが切磋琢磨する
現在、『Siva Ola』には6人のメンバーがおり、それぞれに熱心なファンもついているそうだ。
スパリゾートハワイアンズでは、連日昼と夜のショーで『Siva Ola(シバオラ)』のファイヤーナイフダンスを見ることができる。PVや画像を見て、気になる存在を見つけたなら、スパリゾートハワイアンズに遊びに行って、生のパフォーマンスをかぶりつきで見るのも楽しそうだ。
スパリゾートハワイアンズ
公式サイト
『Siva Ola(シバオラ)』
(冨田格)
★あわせて読みたい!
若きファイヤーナイフダンサー「エディ勇人」のしなやかな肉体の魅力