自由な発想で伝統を楽しむメンズきものテーラー<Y. & SONS>秋冬新作
日本男児なら一度は着てみたいと思う「きもの」だが、伝統というルールが立ちはだかり、挑戦しようと思うには少々心理的なハードルが高い。そんな人に勧めたいのが、メンズきものテーラー<Y. & SONS>。ブランドサイトで公開した2022-23年秋冬シーズンビジュアルを紹介する。
伝統と革新が融合した非日常の装い
大正6年創業のきもの専門店「やまと」が展開するメンズきものショップ「Y. & SONSは」。「メンズきものテーラー」をコンセプトに固定概念にとらわれない自由な発想で、伝統と革新が融合した非日常の装いを提案している。
きものの採寸・誂え・仕立てまでの工程を業界最短の2週間で実現。2015年3月、東京・神田明神鳥居横に1号店をオープン。2020年6月には京都・新風館に2号店をオープンした。
2022-23年秋冬シーズン、Y. & SONSはブランド定番の“一本線”柄に加え、型染や織で表現した“千鳥格子”柄などのきものをラインナップした。
こだわりの片貝木綿の新作
新潟県小千谷市でつくられている片貝木綿は、2015年3月のブランドの立ち上げ以来オリジナル商品として手掛けてきた綿素材の着物。
今シーズンは “紺屋=藍染屋” である片貝木綿の工房の技術を最大限活かし、染めの染料に“藍”や“松煙”を使用したものづくりを行った。新たに展開する千鳥格子柄は“型染め”と“織”の2つの方法でそれぞれ展開する。
さまざまな用途に使える片貝木綿の巾着
スタイリング小物として新たに片貝木綿の生地を使った巾着を制作した。
巾着として様々な用途に持ち歩きできるのはもちろん、ものを包んだりくるんだりして活用したり、布(生地)自体を充分に活かし、そのまま敷物として使用することもできる。
産地の強みを活かしたオリジナル商品
他にも、山形県米沢市でつくられている「米沢織」や新潟県十日町市の「十日町紬」、福岡県博多市の「博多織」など、各産地の強みを活かしたオリジナル商品を展開している。
「きもの」に挑戦してみたい、と思っているなら、メンズきものテーラー<Y. & SONS>の公式サイトか店舗をのぞいてみると、「きもの」への敷居の高さを解消できるかもしれない。
Y. & SONS ブランドサイト:https://www.yandsons.com/
※価格はすべて税込