【一生心に残る】同じゲイから言われた最高の褒め言葉を思い出す
時には皮肉屋だったり、辛辣だったりするのがゲイの会話術。だからこそ、同じゲイから率直な褒め言葉をもらうと嬉しさもまた倍増するというもの。米国のゲイ・バイ男性たち「同じゲイから言われた最高の褒め言葉」を語り合った。
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目次
嬉しい言葉はすべてを変える
たとえばその日が、もしくはその週やその月、あるいはその年がうまくいってないと感じていたとしても、嬉しい言葉をかけられた瞬間にすべてが変わることもある。
米国でゲイ・バイ男性が多く利用しているネットフォーラムで、あるユーザーが「同じゲイから言われた最高の褒め言葉は？」という質問をした。
「できれば下心を伴わないもので」と条件をつけたにも関わらず、明らかに「下心」が透けて見える褒め言葉も多く挙げられた。そんな中から、より純粋に下心なしに口から出たと思われる称賛の言葉を集めて紹介する。
『君はまさに僕らに必要な人だ』
『君は友達の域をはるかに超えている』
当時仲良くつるんでいた友人から「ずっと一緒にいると運命の人を見つけるのを遅らせている気がするから距離をおきたい」と言われたときはなんだか複雑な気持ちになった。
『8点』
ゲイの友達グループに加えてもらったころ、その中に片思いの人がいた。みんなで友人を10点満点でランク付けしていたとき、彼は僕のことを「8点」と言った。それからほぼ1年後にデートに誘ったら断られたけど、ありがたいことにまだ友達でいてくれている。
『君はまさに僕らに必要な人だ』
当時23歳だった私がなぜレザーに関わることにそんなに興味があるのかを、地元のレザー愛好会の会長に熱弁している時に、彼がこう言ってくれた。
『君はいい人だ』
きっと彼の思い違いなんだけど、そう言われて悪い気はしない。
『僕にとって、実際に雰囲気の合う他のゲイを見つけるのは難しいんだ。君みたいな友達がいてよかったよ』
『始まる前から君が僕の夜を盛り上げてくれた』
『夜の楽しみが始まる前から君が僕の夜を盛り上げてくれた』
あれは、僕が25歳くらいのときのこと。地元のゲイクラブに行ったとき、バーに一人で座っていた年上の紳士と酒を飲みながら会話を交わした。下心なんてまったくなく、ただ会話を楽しんだ。
彼は何年も前にニューヨークで暮らしていたことを語り、僕は彼に尋ねられるまま自分の25年間に起きたことを話した。
時間にしておそらく15分か20分くらいのことだったと思う、彼が待っていた友人たちが店に入ってきた。その日は彼が引っ越すので、友人たちが企画したお別れパーティーだったようだ。彼は僕と会話したことに感謝して、「とても新鮮だった」と言ってくれた。
彼に言わせると、最近の若い世代は彼が愛したゲイ・カルチャーから遠ざかっているように感じているらしい。しかし、僕にはゲイならではのウィットと鋭いユーモアがあるという。そして、ゲイカルチャーの歴史についてよく知っていることにも驚いたようだった。
若い世代がゲイカルチャーを守り続けているのを知って、純粋に喜んでいた。そして彼は、「夜の楽しみが始まる前から君が僕の夜を盛り上げてくれた」と言ってくれた。
これは僕にとって、一生忘れられない褒め言葉の一つになった。
『あなたは私たちの財産です。ありがとう』
『一日中あなたでいるのは疲れるに違いない。よくあの態度とエネルギーを維持できるものだ。あなたは私たちの財産です。ありがとう』
これは地元のコミュニティセンターの会長に言われたものです。私たちは、この町で最初のゲイ・コミュニティ・センターを開設しようと活動していました。
『君が優しい目をしているから惹かれるんだ』
「私の最初の恋人がこう言ってくれた。カミングアウトするのが遅かった私は、地元のゲイバーにいってもなかなか馴染めなかった。みんなが下心を持って接してくるような感じがしてフラストレーションだけが溜まっていた。そんな時に出会った彼にこう言われて、私は恋に落ちた。
『あなたの将来のボーイフレンドは幸運に違いない』
『あなたほどかわいい人が、デートに行ったことがないなんて信じられない。すでにたくさんの男性から誘われているもんだと思っていたよ』
『あなたはみんなを笑顔にする』
『こんなにたくさんの人がいるのに、私はどうしようもなくあなたに惹かれている』
私と彼は、共通の友人の結婚式にいたんだ。
『あなたが部屋に入ってきて、みんなの顔が明るくなるのを見るのが好き。みんなあなたと付き合いたいと思うか、あなたになりたいと思うかのどちらかなんだ。あなたはみんなを笑顔にする。そして私はここに座って、あなたが私に向かって歩いてくるのを見ることができる』
10年間連れ添った夫が、同性婚して間もない頃にこう言った。彼自身が人が集まる場所ではみんなが注目する「舞踏会のべっぴんさん」だったから、彼にこんな風に言われるのはちょっと驚いた。でも、この一言で彼への愛が深まったのは確実。
あなたが言われたら嬉しいと感じる言葉はあっただろうか。最後に読者に、「同じゲイから褒め言葉をもらった経験」があるのかを尋ねてみよう。
※参考記事：QUEERTY
（冨田格）
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