【今年の夏も成果ゼロ】あなたに恋人がいない15の理由を考える
恋人が欲しい、誰かと付き合いたい。そんな思いを抱えているものの、もう何年も恋愛から遠ざかってしまっている。そんなゲイ・バイ男性には、今の状態である理由が存在するのかもしれない。米国ゲイメディアが発表した「あなたに恋人がいない15の理由」を紹介する。
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目次
男同士のカップルのための有益なヒント
まず最初に。独り身でいることは悪いことではない。自分の成長や仕事に集中できるのは素晴らしいことだし、生活の全てを自分のペースで進めることができるほうがそれを実現できる。
しかし、もしあなたが本当に特定の男性との交際を望んでいるのであれば、今の生活がどんなに充実していようとも、心のどこかに物足りない思いを抱えているはずだ。
独り身の現在の生活に満足しつつも、どこか物足りなさを感じている人には参考になりそうな15の項目を紹介する。
自立し過ぎていないだろうか
01)家に篭って表に出ない
もしあなたが最も快適に感じるのが、自宅でソファーに腰掛けてスマホで男探しをしていることだとしたら、それは完全な間違いだ。ゲイバーに行く、ハッテン場に行く、クラブイベントに行く、同じ趣味の人が集まるゲイのサークルに参加するなど、人と直接交流することを実践するべきだ。多くのゲイと出会うことで、心がつながる相手が見つかるかもしれないのだから。
02)自立しすぎている
誤解しないでほしいのだが、自立することは決して悪いことではない。自立した大人のあなたは、パートナーに依存したくはないと考えていると思おう。とはいえ、自立しすぎて自分のやり方・マイルールにこだわりすぎると、あなたの周りの空間や、心の中に他の人が居られる場所を作れないだろう。
03)頑張りすぎている
誰かと真剣に付き合いたいと思うなら、男性との出会いを求めて自分をオープンにしなければならない。しかし同時に、他の男性を見つけることを人生の中心に据えることはできない。そうすることで、付き合おうとする相手とのデートに必要以上のプレッシャーをかけすぎてしまう。結果、デートに気合が入り過ぎて空回りする結果になりがちだ。肩の力を抜いてデートに挑むようにしたい。
高望みし過ぎていないだろうか
04)自己憐憫に浸る
「いつまでもシングルの僕はなんとかわいそうなんだろう」と、自分を悲劇のヒロインかのように自己憐憫に浸ることが好きな独り者は、ゲイ男性だけに限らずノンケ男性にも当てはまる。
05)愛を探す場所を間違えている
男を探す手段を特定の事・場所にこだわりすぎていないだろうか。今でも成功していない同じ方法で男を探し続けても、新たな出会いが見つかるはずがない。異なる方法に挑戦してみることが必要かもしれない。またインターネットを介しての出会いの場合は、自分のプロフィールの画像や文章を見直して、新しいものに変えてみるという方法もある。イメージを変えることは、あなたのプロフを見る人に新鮮な印象を与える。それによって人々の関心が集まる可能性は高い。
06)高望みしすぎる
有名大学卒で一流企業に勤めるエリート、収入も同世代の中では上位クラス。さらに、背が高くハンサムで面白くて、思いやりがあり理解があって両親との関係が良好、友だちも同じようなエリートぞろいで、立派な息子を持っている。
もしそんな独り身のゲイが存在していたとして、あなたに興味を抱くと本気で思える?
拒絶されることを恐れていないだろうか
07)関係を急かす
男性を見つけようと必死になるあまり、気に入った相手を見つけると怒涛の展開で恋愛ドラマを進めてしまう人もいる。これは必ずしも悪いこととは言い切れないが、怒涛の展開でドラマを進めすぎると、クライマックスを迎えるのも早過ぎて短命の恋で終わってしまう可能性も高い。1クールで終わるドラマよりも、シーズンを重ねるドラマや大河ドラマを目指したい。
08)恋に恋する
彼氏がいるという状態が好きなのであって、彼そのものが好きなわけではない。そのため、付き合い始めると彼があなたにとって運命の人ではなかったことに気づき、気持ちが急速に冷めてしまうという経験はないだろうか。
09)自分は愛に値しないと思っている
完璧な人間などこの世に存在しない。確かに、自分を向上させ魅力的な人物になる方法に取り組むのは必要なことだが、正直なところ、あなたが本当に卑劣な最低野郎でない限り、愛されるに値する人だと自信を持とう。
真剣な交際を否定していないだろうか
10)拒絶されることを恐れている
自分が愛に値しないと思っていたり、自分に自信がなかったりする人は、人から拒絶されることを恐れていることが多い。そのため、臆病になってしまい恋愛相手と出会える状況に身を置かない傾向がある。
11)同性愛嫌悪を内面化している
ゲイであることを、まだ完全には受け入れきれていない。自分では気づいていないかもしれないが、もしくは意識的にその気持ちを押し隠すようにしているかもしれないが、そのことが他の男性と親密な関係を持つことを妨げる理由になっているかもしれない。
12)真剣な交際に否定的な考えを持っている
結婚して家族を作るわけではないのだから、1対1の真剣な交際は退屈なノンケのためのものだと思っている。せっかくゲイに生まれたのだから、より多くの男たちと自由に遊ぶことができる。この考え方が、あなたが誰か特定の相手とより深い人間関係を結ぶことを妨げる理由であるのは明らかだ。
親密な関係を恐れていないだろうか
13)目標とすべきカップルが身近にいない
これは難しい問題だ。たしかに何十年も一緒にいる同性カップルを見つけるのは難しい。とはいえ、まったく存在しないわけではない。リアルでも、インターネット上でも、目標としたくなるような同性カップルを見つけて、彼らと親しくなるよう頑張ってみることも必要だ。
14)親密さを恐れている
ゲイの男性の多くは、幼少期に自分が何者であるかを隠し、何者かになろうとして過ごしてきた。そのため、本当の自分を他人にさらけ出すことに苦労する。親密な関係になることを恐れて葛藤している人は、少なくないのかもしれない。
15)妥協したくない
自分のモラルに妥協してはいけない。誰かの欲求を満たすために、自分の価値観を手放すべきではない。しかし、せっかく出会えた相手との関係を壊さないためには、些細なことでの妥協は必要だ。あなたが好きなこと、したいことのすべてを彼に期待してはいけない。
現在独り身のあなたの心に刺さる項目はあっただろうか。運命の人との出会うことを諦めてしまう前に、自分を変えることを考えてみるのもよさそうだ。
最後に読者の恋愛状況を尋ねてみよう。
※参考記事:Queerty
(冨田格)
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