しなやかで逞しい肉体！世界の一流リュージュ選手の「裸族王」決定戦
身ひとつでソリに乗り、猛烈な速度で滑走していく競技リュージュ。スピードからくる恐怖に負けない強靭なマインドの持ち主であるリュージュの一流選手のなかから、上裸画像をもっともたくさん公開している「裸族王」を決定する。
目次
まずはリュージュの基礎知識から
「リュージュ」は、ハンドルもブレーキもない強化プラスチック製のそりに仰向けに寝て、足首ではさんだそりの先端を押し込むようにして操作しながら滑走の速さを競う競技。1964年インスブルック五輪から正式競技となった。
「リュージュ」は、フランス語で木ぞりのことで、ドイツ、オーストリアでは「ローデル」、アメリカ、カナダでは「トボガン」とも呼ばれている。
男子の五輪の競技種目としては、1人乗り、2人乗り、チームリレー（団体戦）がある。
競技において選手が加速をつけるためにできる動作は2つのみ。1つはスタート時、コース横の金属製のグリップを握りそりごと前後に動いて反動をつけて飛び出す。2つめは、飛び出したときスパイクのついた特殊なグローブで両横の氷をかき、加速する。
あとはひたすら、仰向けで先端を抑え、空気抵抗をできるだけ少なくした姿勢で滑走し続ける。恐怖感から頭を上げたり、つま先を上げたりすると空気抵抗が増えタイムロスにつながる。カーブでのコース取りをいかに巧みに行い、減速を最小限に抑えることができるかが見せ所だ。
2人乗りは体の大きい選手が前、小さい選手が後ろで、2人が一体になった様に滑っていく。2人の息をいかに合わせて滑走するかがポイントだ。リュージュの選手は”ルガー”と呼ばれている。
体を覆う物もなく、身一つで猛スピードの滑走に怖気付かない強靭な精神が備わったしなやかな肉体のルガーの中から、インスタグラムで上裸画像を見せてくれる「裸族王」を見つけ出した。
上裸画像の点数、写真のクオリティ、バリエーションを基準に選んだ「ルガー裸族王」は、カナダのトリスタン・ウォーカー選手がぶっちぎりで王座についた。次点はアメリカのクリス・マズダー選手。
さらに他にも魅力的な肉体を公開しているルガーたちをまとめて紹介する。
【ルガー裸族王】トリスタン・ウォーカー
185cm×85kg
生年月日：1991年5月16日
出身：カナダ カルガリー
※2018年平昌五輪（混合）で銀メダル
【次点】クリス・マズダー 194cm×105kg
生年月日：1988年6月26日
出身：アメリカ マサチューセッツ州
※2018年平昌五輪で銀メダル
ヨハネス・ルートビヒ 187cm×89kg
生年月日：1986年2月14日
出身：ドイツ ズール
※2018年平昌五輪（リレー）と2022年北京五輪（個人とリレー）で金メダル
タッカー・ウェスト 185cm×82kg
生年月日：1995年6月15日
出身：アメリカ コネチカット州
※2020年世界選手権（混合）で銅メダル
リード・ワッツ 183cm×75kg
生年月日：1998年12月22日
出身：カナダ バンクーバー
※2016年ユース五輪で銅メダル
エマヌエル・リーダー 179cm×82kg
生年月日：1993年10月1日
出身：イタリア ブレッサノネ
※2020年世界選手権で銀メダル
マテイ・ズミイ
生年月日：1999年6月9日
出身：スロバキア
※2022年北京五輪に出場
マテウシュ・ソホヴィチ 184cm×84kg
生年月日：1996年2月28日
出身：ポーランド ヴロツワフ
※2018年平昌五輪に出場
タフな精神と、底抜けの明るさが感じられる世界の一流ルガーたち。試合中継があるときは、お気に入りのルガーの滑りに注目しよう。
日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟：https://jblsf.or.jp/
（冨田格）
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