ナイロン水着へのこだわりが世界中のゲイを惹きつける「オージーバム」
夏が来るのが待ちきれない! オーストラリア発の男性水着&下着アパレルブランド「オージーバム(aussieBum)」のインスタグラムは、まさに夏ざかり。日本とは逆の季節の南半球。一足先に夏を終えたオーストラリアの水着と、魅力的なオージー男たちを紹介する。
「オージーバム」誕生のきっかけ
オーストラリアの大企業でマーケティングの仕事をしていたショーン・アシュビーは、出世街道まっしぐらだったにもかかわらず、ある日「僕は仕事を楽しんでいない」と気づき辞表を提出。
オーストラリアのビーチカルチャーを思いっきり楽しむために、シドニー近郊のボンダイ・ビーチに向かう。
仕事も家もないアシュビーは、「ビーチで一日過ごすのんびり屋」という意味のビーチバムの毎日をエンジョイすることにした。
しかし、周囲を見回すと違和感を覚えて仕方なかった。というのも、水着のトレンドがナイロン製のものからポリエステル製に移り変わっていたのだ。女性の体を綺麗に見せることができるかもしれないけれど、男はやっぱりナイロン製水着だろ、とアシュビーは不満をもった。
そこでアシュビーは、自宅のキッチンテーブルでナイロン製水着を作ることを始めた。ブランド名は当時のアシュビーを表すオーストラリア人(aussie)でビーチバム(Bum)から、「aussieBum(オージーバム)」と名付けた。
完成したアイテムを、友人やビーチバム仲間に販売すると好評だったので、シドニーやメルボルンのショップに売り込みをかけることにした。しかし、トレンドに逆行するナイロン製水着に興味を示すショップも業者もいなかった。
ネットショップ立ち上げで転機の到来
次に考えたのはインターネットで販売することだった。「aussieBum(オージーバム)」のオンラインショップを立ち上げたアシュビーは仲間を集めてアイテムを着用してもらい、ビーチで撮影。その写真をサンプル商品と共に世界各国のメディアに送りプロモーションをすると、少しずつオーダーが入るようになってきた。
そんなある日、カイリー・ミノーグのスタイリストが新曲『slow』のMVで使用したいという申し出があった。このMVが大ヒットしたことで、流れが一気に変わった。
ロンドンの有名デパートのバイヤーが興味を示し、メジャーなデパートに「aussieBum(オージーバム)」が並ぶようになるまで、長い時間は要さなかった。細い小川のようだったオーダー数が、やがて世界中から大きな津波のように押し寄せてきた。
現在は1万点を越える水着・下着・アパレル商品を販売している「aussieBum(オージーバム)」の公式インスタグラムの大量の画像の中から、魅力的な男たちをピックアップして紹介する。
アシュビーこだわりのナイロン水着
可愛くかつセクシーな下着の数々
ゲイ心をくすぐるウェアも見逃せない
「aussieBum(オージーバム)」の公式オンラインショップなら日本からのオーダーもできる。夏に向けて水着や下着、アパレルアイテムを探すときの選択肢に加えてもいいかもしれない。
(冨田格)
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