セクシーな筋肉イケメンと空間にこだわる米国の写真家サム・デブリーズ

ゲイにとって「目の保養になるくらい素敵、可愛い、魅力的」なアイ・キャンディ男たちを撮り続る写真家はたくさんいるが、米国の写真家サム・デブリーズはセクシーな筋肉イケメンたちをどの空間で撮影するのか、という点にこだわっている。サム・デブリーズのカメラアイで切り取った、魅力的な男たちと空間のコラボ・コレクションを紹介する。

★ジオ倶楽部はひとつ前の記事も見逃せない
【ゲイの恋愛相談】ヤバいフェチにハマった元彼にどう対処すればいい？

被写体と空間をコラボさせるこだわり

米国ニューヨーク在住の写真家サム・デブリーズには、独自のこだわりがある。

まず一つは、体型の太さにはバリエーションがあるが、基本は鍛え上げた逞しい肉体のイケメンたちを被写体とすること。

そしてもう一つのこだわりは、厳選した筋肉イケメンと「空間」をコラボさせて作品を創り上げていることだ。

今年、そのデブリーズのこだわりが、初の写真集と写真展としてまとめられた。

写真集は『SPACES photo book by Sam Devries（空間 サム・デブリーズによる写真集）』、タイトルからデブリーズのこだわりが感じられる。100部限定で作ったこの写真集は、オンラインショップでわずかに残部があるようだ。

写真展は、今年2月にニューヨークのソーホーにあるギャラリーで開催した『Sam Devries: INTERIORS and the Men Within（サム・デブリーズ インテリアとその中の男たち）』。この写真展では、魅力的な筋肉モデルと空間のコラボが特に印象的な作品を集めて展示した。

レンズの向こう側からこっち側へ

サム・デブリーズはイスラエルの出身。もともとは、モデルとして活動しており、ブルーノ・グムンダー、スタンリー・ステラ、リック・デイ、トーマス・シナモン、ディラン・ロッサーなど才能豊かなクリエイターたちがデブリーズを被写体として起用した。

しかし、デブリーズ自身はレンズの向こう側に立って被写体となることよりも、レンズのこっち側で自分のこだわりの世界をクリエイトすることの方により強い興味を抱いているようだ。

2007年から、世界中の自然、家、スタジオで魅力的な男たちを撮影してきた。シンプルな背景のスタジオから、人の生活の匂いを感じる室内、自然の光がさんさんと挿す屋外まで、被写体となる男たちと空間のいかにコラボさせて世界を創り上げているのか、デブリーズのこだわりを感じて欲しい。

写真集『SPACES photo book by Sam Devries（空間 サム・デブリーズによる写真集』は、通販サイト”ebay”で購入可能。興味のある人はサイトを確認してほしい。

eBay『空間 サム・デブリーズによる写真集』
サム・デブリーズ公式サイト

（冨田格）

★あわせて読みたい！
完璧な筋肉イケメンをコレクションする米国の写真家ルイス・ラファエル