「男のナニは大きければ正義?」米国ゲイが白熱した議論を交わす大命題

自分のイチモツのサイズを、人と比べて気にしてしまう男が少なくないのは事実だ。洋物AVや動画を見ては、「やはりナニがデカイ方が喜ばれるに違いない」と思い込んでしまうのも仕方がない。とはいえ、欧米人はイチモツのサイズがデカイのが当たり前、というのとはいわゆる都市伝説のようなもの。米国のゲイの間でも、ナニのサイズについての議論が白熱しているようだ。

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ナニについての悩み相談

ナニのサイズ問題
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米国でも日本でも、ゲイの中ではイチモツのサイズが「大きければ大きいほど良い」という固定観念を抱いている人は少なくない。

実際、ナニの平均的サイズはどれくらいなのだろうか。日本人男性のナニのサイズに関しては10年ちょっと前に、TENGAが発表した数値を参考にしたい。日本人男性50万人のデータを調べたところ、平均サイズは13.56cmと分かった。

最近、米国のゲイ・ユーザーが多いあるネットフォーラムに投稿された「ナニについての悩み」が、大きな話題を呼んでいる。

その「悩み」とは。

「私は大きな”ナニ”を持っていないことに動揺しています。最初は”ナニ”の大きさなんて気にしていなかったのですが、最近気になり始めています。私の”ナニ”は、最大限に膨張したときでも12cmしかありません。それで人を喜ばせることができるとは思えず、私には性的な魅力がないのだと感じています。とても悲しいことですが、自分ではどうすることもできません。これが運命づけられたことなのですから」

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米国男性のナニの平均的サイズとは

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ある研究によると、米国の男性のナニの平均的なサイズは「13.1cm(または5.1インチ)」と発表されている。つまり「悩み」を投稿した男性も、平均的サイズの範疇だと言えるだろう。

彼の「悩み」を読んだゲイのユーザーたちは、「そんなことを心配する必要はないよ」と投稿した男性を安心させるがのごとく、さまざまな意見や体験がすぐに書き込まれていった。

その意見の多くは、アダルト・エンターテインメントは巨大なナニに大きな価値を見出すかもしれないけれどもい、実際に超大型のイチモツを受け入れるのは辛いことであり多くの人にとって幻想でしかないというものだ。

また、ナニの大きさよりも、ナニに付いている人がどれだけ自分にとって魅力的であるかの方がずっと重要だと指摘する人も多い。

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恋人サイズのナニが最高

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では、実際にどんなコメントが寄せられたのか紹介していこう。

最も多く寄せられたコメントは、「あなたは、いわゆる “彼氏のナニ“ですね。ほとんどの良識ある人は、巨大なものよりもあなたのナニの大きさを好むでしょう。私はかなり大きなナニと遊んだことがありますが、完全に回復するまで2、3日かかりました。だから私は巨大なナニよりも平均的サイズのナニの方が好きです」という主旨のものだった。

「アーメン 。9インチ(約23センチ)より5インチの方がずっといい」という書き込みに、別の人が同調した。

「これが正解。恋人のナニは、毎日一日中受けられるから最高だ。6インチ以上だと回復時間が必要なんだよ」

「5インチなら全く問題なし。デカいのは見るのが楽しいけど、平均的サイズは遊ぶのも楽しいのだから」

「他の人たちのコメントで全て言い尽くされているけど、行為をする時に毎回呼吸法もしなきゃならないのは嫌だ」という切実なコメントもあれば、「私は男の指で背中が弓なりになるほど感じまくったことがあるから、サイズだけが重要なわけではないよ」という体験から語るコメントもあった。

「12cmあれば前立腺に届くのだから、地球上のあらゆる男の魂を虜にするにはファック十分すぎるほどだ」というコメントは特に好評だった。たしかに男のGスポットである前立腺を刺激することができる長さなのだから、ウケは十分に快感を味わうことができるはずだ。 

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平均サイズの男と最高の体験ができた

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5インチというサイズから、この投稿者はマイクロペニスではないと指摘する人もいた。

「仮にマイクロペニスだとしても、性的パートナーを見つけることができないわけではない。なぜなら、すべての人がナニの大きさを重視したり、挿入されたいと思っているわけではないのだから」

そこに、大きなナニを持つ男たちも会話に加わってきた。自分のナニは9インチ強(約23cm!)あると主張するウケの男性は、こう語る。

「あなたのような普通のサイズの人と最高の体験をしたことがある。確かに巨大なサイズの男と交わるのは楽しいかもしれないが、文字通り苦痛になることもあるんだ。ナニのサイズがデカい男が、同じようにデカいサイズを求めているとは限らない」

また、ある人は体の一部分だけを気にするのではなく、他の部分もしっかりシェイプアップすることを提案した。

「正直なところ、少し体型を磨くだけで大丈夫だよ。私も平均的サイズなので、たまにサイズクイーン(巨大なアソコを求めるウケ)に拒否されることもあるけれど、おおむねみんなが私のナニを楽しんでくれているから」

もっとも投稿者の心に響いたのは、このコメントだったかもしれない。

「大きなナニを持っていることだけであなたに惹かれる人を、あなたは望みますか? もし巡り合ったとしても、その関係は長続きしないでしょう。ナニの大きさだけを価値基準にしている人はそんなに多くありません。もしそんな人と出会ったとしても、あなたが時間を費やす価値はない相手だと思うことです」

日本のゲイ・バイ男性でも自分のナニのサイズにコンプレックスを抱いている人もいるだろう。しかし、人の好みはさまざまだからナニのサイズにこだわる人ばかりではないことは覚えておいてほしい。

そして、一生つきあっていかなければならないのだから、自分のナニをサイズも含めて愛することが重要だ。より楽しいゲイライフを送るために。

※参考記事:QUEERTY

(冨田格)

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