「初体験は不安がいっぱい」ゲイサウナ童貞に贈る先輩ゲイたちの手ほどき

誰にだって初めての時はある。初めてなのだから、分からないことだらけなのは当然のこと。ゲイサウナ未体験の若者に、先輩ゲイたちが授けたありがたいアドバイスを紹介する。

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最初のゲイサウナ体験を覚えてる?

サウナ初心者へのアドバイス
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初めてゲイサウナの扉を開けた時の緊張感を覚えているだろうか。そのドアの先にはどんな世界が待っているのかワクワクするのと同時に、危ないことはないだろうかと緊張する思いだってあったはずだ。

ゲイのユーザーが多い米国のあるネットフォーラムで、ゲイサウナ未体験で不安を抱えている人に対して、多くの先輩ゲイたちが貴重なアドバイスを贈った。

日本と米国ではゲイサウナの内部構造など事情が異なる面が多いので、日本のゲイサウナ初心者には役立たないアドバイスもあるとは思う。しかし、ゲイ文化の日米の違いを知るという点で興味深く読めるところもあるはずだ。

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先輩ゲイが初心者に贈る丁寧なアドバイス

サウナ初心者へのアドバイス
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最初にネットフォーラムに投稿されたのは、「ゲイサウナに行ってみたいのだけれど、何を期待して、どう準備すればいいのか、教えてください」というものだ。このネットフォーラムには、ゲイサウナの遊び方を熟知しているユーザーが多いようで、さっそく詳細なアドバイスが寄せられた。

「タオル、スリッパ、ビーチサンダルを持参して、館内ではロッカーの鍵を必ず身につけること。ビーチサンダルは常に履いておくこと、その方が安全だから。誘われてもタイプじゃないなら、はっきり断わること。

あちこちにコンドームとローションの小袋が用意されているので、相手がプレップ(PrEP)やってるからナマで大丈夫だよ、と言ってきてもコンドームは使用すること。

必ずやらなきゃならないという決まりはないので、サウナやスチームルーム、ジャグジーで文字通り何もしないでくつろぐこともできる。最高のフェラはグローリーホールにいる男性から、最高のキスは一緒に部屋に忍び込んだ相手から得られると思うよ」

館内が暗めだと、床に何が落ちているのか分からないので、ビーチサンダル必須というのは有益なアドバイス。日本のゲイサウナの場合は、浴室から出て館内をまわる時は裸足ではなく靴下を履いておく方がいいかもしれない。また水虫対策のために、帰宅したらすぐに石鹸で足を洗うことも覚えておきたい。

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ゲイサウナの楽しみ方はさまざま

サウナ初心者へのアドバイス
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他にも続々と寄せられたアドバイスの中から、いくつかをピックアップする。

「当たり前のことかもしれないけれど、誰かとセックスする時と同じように体の準備をしましょう。シャワーを浴び、(バックを使うなら)排泄と洗浄をし、歯を磨き、マウスウォッシュを使う。ヨーロッパの場合は、ほとんどのゲイサウナにバーが併設されているので、そこで酒を飲んだり、性的ではない環境でリラックスすることもできます」

「入店する時にゲイサウナの店員に『初めてなんですが』と伝えてみるのもあり。そこがいいサウナで、スタッフの手が空いていたら店内の説明や、見学ツアーをしてくれるかもしれない」

「店の人に、何時ごろに人が集まるのかを聞いてみるのもいいかもしれない。アメリカでは一般的に、午前中から午後にかけては年配の男性で混雑している。若い男たちは仕事が終わった頃の夕方か、バーが閉まり始めた後の深夜にやってくる。初心者なら、まずは館内を歩き回って、何が起こっているのか見ていくと、自分がどんなことに興味があるのかわかってくるはず」

一方、もっと簡潔にアドバイスする人もいた。

「初めてのゲイサウナはどこでもそうだけど、入店したら、気持ちのいい風呂とシャワーとサウナを楽しんでから、館内をぶらぶら見て回ればい。もし男から手を出されたら、どうすればいいのかくらい分かるでしょう?」

もうひとつ重要なアドバイス。

「定期的に検査を受けましょう。くれぐれもご安全に」

ゲイサウナで楽しい時間を満喫するのは何よりだけれど、自分の身を守れるのは自分しかいないということだけは忘れないようにしてほしい。

※参考記事:QUEERTY

(冨田格)

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