【体育会好きの妄想爆発!】ノンケ体育会男子はブロマンスが好き
英国の新しい研究によると、ノンケ体育会男子には、頻繁にハグやキスをし最も親密な秘密を共有するブロマンスな友人がいることが判明した。
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ノンケ体育会男子のブロマンス調査
『Sex Roles: A Journal of Research 』誌に発表された、「ブロマンス:男子大学生の友情と現代のホモソーシャルな境界の拡大」と題された興味深い研究を紹介しよう。
この研究では、ブロマンスな関係を築くノンケ男性、特に体育会学生たちが互いにどのような言動を取るのかを明らかにしている。
調査対象となったのは、英国のスポーツ専攻の大学生30名。彼ら一人ずつに詳細なインタビューを敢行した研究者は、3つの疑問の答えを見つけようとした。
「ブロマンスは現実世界に存在するのか?」
「それはどのようなものなのか?」
「なぜ私たちはそれを気にかけるべきなのか?」
体育会男子はブロマンスな友人がいる
この研究を中心となって進めたのは、ウィンチェスター大学のスポーツ・健康・社会政策学部の博士課程在籍者であるアダム・ホワイト氏。研究の目的を、ホワイト氏はこう語っている。
「私たちは、ブロマンスとは何か、なぜ男性の間でそれが存在するのか、そしてそれがどのように形成されるのかを理解したいと考えました。
スポーツはこれまで極めて男性的な環境であり、大学は多くの人々にとって初めての自立の場であるため、スポーツの学生は、将来のジェンダー観とその変化を理解する上で良い指標となります」
ホワイト氏らは「ブロマンス」を「非常に親密で親しい友情関係であり、両者が互いの幸福に感情的に関与している」と定義した。
インタビューに答えた体育会学生たちは、「文字通りいつもそばにいてくれる人」や「必要とあればいつでも助けてくれる人」を『ブロマンスの友人』として挙げた。
つまり、『ブロマンス』は、お互いの支え合いが限りなく、揺るぎないものであると確信している友人関係だと捉えているようだ。そして全員が『ブロマンス』に分類される友人関係を、少なくとも1つは持っていると回答した。
ブロマンス関係ではぶっちゃける
では、ホワイト氏らはこの研究を通じて何を学んだのだろうか。
まず、ブロマンス関係にある男性同士は「より高いレベルの感情の開示」をしていると報告している。特に、性的なことのようなより親密な話題になると、その傾向が顕著になるという。
「彼らは、『(ブロマンスの友人との間に)境界線はない、何でも話せる』と言います。彼らは互いに愛を誓い合い、秘密を共有し、健康上の不安についても話し合います。
男性は日常会話の中で、性的な出会いの数を盛って話すことがよくありますが、『ブロマンス』の友人関係においてはそのような誇張は必要ないようです」
ブロマンスと身体的な接触
さらに、ブロマンス関係においては、キスや抱擁、添い寝といった「性的ではない身体的親密さがある」と報告している。
「インタビューした男性のうち、1人を除いて全員が、ブロマンスにおいて抱擁や添い寝をしていました。また、ほとんどの男性がキスをしていました。彼らは次のように言っています。『ベッドで一緒に横になり、抱き合ってただおしゃべりするだけでもいい』」
ブロマンスは無限の同性愛的友情
ホワイト氏は研究を通じて理解できたことを、このように話している。
「男性同士が共通の関心事を通じて絆を深めるのは伝統的なことですが、それがスポーツであれ、車であれ、あるいは伝統的に男性的とされてきた他の趣味であれ、共通の関心事は特に形成段階において、ブロマンス的な友情の重要な特徴と見なされています。
これらの男性たちは、『非常に似た興味を持っている必要があり、そこから発展していくものだ』とか、『2人の少年が出会って仲良くなり、興味が似ている場合。彼らは互いに影響し合う…性格も似てくるだろう』などと語っています」
ホワイト氏らは、『ブロマンス』とは、共通の興味、身体的触れ合い、感情的な親密さによって特徴づけられる、無限の同性愛的友情であると説明している。
ゲイ・バイ男性の場合は、キスまでする関係だが「性的ではない」と認識するのは、なかなか困難だと思われる。そこに『ブロマンス』と『ゲイ』の間の、超えられない大きな違いが存在しているようだ。
最後に読者に『ブロマンス』な関係になったことがるあるのか、尋ねてみよう。
※参考記事:QUEERTY
(冨田格)
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