還暦越えのTRF SAMが『いつまでも動ける。』心身を手に入れた理由とは?
自分の親が老いていく姿を見て、「自分はいつまで元気で動けるのだろう?」と考え始めるおとな世代のゲイは少なくない。実のところ、男の本厄を越える頃から、30代までとは明らかに異なる「肉体の衰え」に直面するものだから。
そう意識し始めると、親を含めた周囲の高齢者を観察するようになり、そして気づくのだ。元気で動けるのか、動けなくなるのかは、明らかに個人差があることに。
歳を重ねても元気で動けるようになりたい、そんなおとな世代に贈る新刊書籍が登場する。
還暦を迎えたTRFのSAMがジェロントロジー(加齢学)で手に入れた「自分史上最高」の心身、その理由を初めて明かす新刊『いつまでも動ける。』を4月1日に発売する。
ジェロントロジー(加齢学)とは
SAMが、自身の年齢による衰えを感じたときに出会ったのが「ジェロントロジー(加齢学)」だった。
「ジェロントロジー」は、健康づくりをはじめ、医療や福祉制度、街づくりなど、高齢化する社会全体を考える学問。SAMは、いつまでも踊り続けるために、そして、これからの世の中のために必要な学問だと気づき、60歳を目前に米国の南カリフォルニア大学デイビススクールで学びを深めたの。
日本は超高齢社会といわれて久しいが、コロナ長期化による運動不足や疲労感から、急激に老いを感じ始めている人が増えている。また、人生100年時代、誰もが年のとり方に向き合っていかなければならない。
SAMは、「〝年をとることをポジティブに捉えられる学問〟であるジェロントロジーを知ってほしい」と語っている。
『いつまでも動ける。』が伝えること
■バランスよく手に入れる心、体、見た目の若さ
「いつまでも若くいたい」そう願う人たちに向け、ジェロントロジーの科学的根拠を使って、SAMが自身の「若さ」の秘訣を明かす。「実践ファースト」のSAMの価値観に基づき、まずは実践し体感してから知識を得る、という構成になっている。
■一番体の中で大事にすべきなのは実は股関節
人間の動きは股関節まわりの筋肉が肝。すべての筋肉を鍛えることが難しい人は、まず股関節まわりを鍛えることを推奨する。本書では、3つの股関節に効くトレーニングを掲載。また、読者特典として、SAMが実演するトレーニング動画を視聴できる。
■ジェロントロジーで180度変わる日本の超高齢社会
一人ひとりが、ジェロントロジーで社会をとらえ、実践することで、より充実や生きがいを長く感じられる社会になる。 人はひとりでいるよりコミュニティのなかで生きるほうが健康を維持できるといわれている。
本書ではSAMがとりくむダンス普及活動「ダレデモダンス」の実例を中心に、コミュニティの活用方法も紹介している。
SAM(サム)
ダンサー、ダンスクリエイター、ジェロントロジスト、美齢学指導員。南カリフォルニア大学デイビススクール ジェロントロジー学科通信教育課程修了。
1993年、TRFのメンバーとしてメジャーデビュー。コンサートのステージ構成・演出をはじめ、多数のアーティストの振付、プロデュースを行い、ダンスクリエイターとして活躍中。
2018年に行われた日産スタジアムでの東方神起ライブは、史上初3日連続計22万人を動員。総合演出で観客を魅了する。近年は、多くのダンサーオーディションを手がけ、自ら主宰するダンススタジオ「SOUL AND MOTION」でもレッスンを行っている。
2016年には一般社団法人ダレデモダンスを設立、代表理事に就任。誰もがダンスに親しみやすい環境を創出し、子供からシニアまで幅広い年代へのダンスの普及と、質の高い指導者の育成、ダンサーの活躍の場の拡大を目指す活動を行っている。最近では、能楽の舞台にダンサーとして初めて出演した。
アラ還の親父世代はもちろん、将来の自分のことを考えて漠然とした不安を抱いている兄貴世代のゲイにとっても、参考になる一冊となりそうだ。
『いつまでも動ける。』
著者:SAM
価格:1,628円(税込)
発売日:4月1日(金)
ISBN:978-4-295-40660-0
Amazon:https://amzn.to/3N44Ok3
★あわせて読みたい!
男だってヨガやりたい!モデル中村拓耶のクールなメンズヨガウェアブランド誕生