“マッチョ×介護士”で話題のHIDAMARI GROUPイベントに田口淳之介が登場
”マッチョ×介護士”とテレビなどでも取り上げられ話題になっている愛知県のHIDAMARI GROUPが、施設入居者や家族らを招いたイベントを開催、田口淳之介のライブも行われた。
日本で一番マッチョが多い福祉の会社
愛知県を中心に三重県・岐阜県の三県で、グループホームやシェアハウス、専用住宅といった障害者施設や、障害者や高齢者への訪問介護、訪問看護など19の事業所を展開しているHIDAMARI GROUP。日本で一番マッチョとキャンパーが多い福祉の会社として、さまざまなテレビ番組で取り上げられ大きな話題を呼んでいる。
HIDAMARI GROUPは、10月29日(土)愛知県一宮市にて、介護施設の利用者やその家族、施設関係者などすべての人に感謝を伝え、福祉は楽しいものだと伝えるべく『HIDAMARI DAYS』というイベントを開催、約400名が参加した。
当日は、HIDAMARI GROUP所属のフィットネス実業団「セブンシーズ」によるフィットネスコンテストや筋トレ体験、薪割りや焚火体験などが出来るワークショップ、的あて・ボーリング・魚釣りなどのゲームや「HIDAMARI屋台」キッチンカーなどに加え、田口淳之介がライブを行った。
田口淳之介と入居者がコラボダンス
イベント終盤でステージに田口淳之介登場すると、会場のボルテージは一気にクライマックスに。
楽曲「FLY」では、介護施設の利用者約10名の方とのダンスコラボレーションを披露。事前にもらった振り付け動画を見て、練習に励んできたこともあり、最初は緊張した様子だったものの一緒に両手を大きく振る振り付けなどを見事に踊り切りった。
最後には盛り上がる楽曲をということで「ニライカナイ」を披露し、会場は一体となって大きな拍手の中で全5曲を歌い上げたライブは終了した。
田口淳之介へ直撃インタビュー
利用者とのダンスコラボレーションについて田口はこう語っている。
「丹羽社長から何かそういったことが出来たらいいなという提案があったので、じゃあぜひやりましょう!ということで曲を選定させてもらって、事前に振り付けを動画にして送っていました。それをみんなが練習してくれていた。最初はステージに上がる時に利用者の方が緊張されていた一幕もあったけれど、最後に感想を聞いた時には「楽しかった」とひと言目に言ってくれたのでよかったなと思いました」
田口が介護に興味をもったきっかけに関してこう語っている。
「元々僕自身は直接的に介護や福祉に関わりを持ったことはなかったけれど、震災をはじめ大変な時期を見る中で、苦労したり困っている方も多くいることを感じて自分自身が何が出来るのかと思っていた。そのときに、自分はエンターテインメントに携わっているので何かそうした力で出来ることはないかって考えていた。ただ実現できるきっかけがなかった。そんな時に音声SNSを通じて丹羽社長をはじめ、介護や福祉に関わる方と話す機会があって、みんな明るくて、どうやったらよくしていけるのだろうか? ということを多角的に考えている方が多くいた。今までのイメージと大きく変わったっていうことをファーストインプレッションとして感じました」
今後、介護業界で取り組んでみたいことに関しては、こう語っている。
「今日施設に飾ってある作品を見ても改めて感じたけれど、才能のある方が多くいらっしゃると思うので、アートだったりライブペイントなど一緒にやったら楽しいだろうなって思う。今までやったことないことに対して関わってみたい。また、実際に触れあってみるなどもしてみたい。スタッフの皆さんの一日の大変さも体験してみることでわかることもあると思うので」
最後に、HIDAMARI GROUPの”マッチョ×介護士” の取り組みに関しての感想を述べた。
「マッチョの方はすごく頼りになるだろうなって思った。自分も体調くずした時とかにいてくれたら安心できるなって。鍛えている方って明るくてポジティブなパワーが溢れているのでそこもすごくいいなって思った」
現在は三県で展開しているHIDAMARI GROUPだが、今後は全国展開を目指しているとのこと。介護職を目指すマッチョの働く場所が広がっていきそうだ。
HIDAMARI GROUP:https://hidamarigroup.com/company
(冨田格)
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